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2023年3月10日 (金)

イリーナ・メジューエワ、モーツァルトを弾く

1月29日(日)兵庫県立芸術文化センターへ。

イリーナ・メジューエワのピアノでオール・モーツァルト・プログラムを聴く。

 ・ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調
 ・幻想曲 ハ短調 K.396
 ・ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調
 ・ロンド イ短調 K.511
 ・グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.356
 ・ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調「トルコ行進曲付き」
 ・ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調より第2楽章(アンコール)

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イリーナはロシア出身。音楽学校でヴラディミール・トロップに師事した。

僕が小学生の頃から親しんできたモーツァルトのソナタはオーストリア・ウィーン出身のピアニスト、イングリット・ヘブラーの演奏。女性らしくまろやか、温かく包み込んでくれるような母性を感じさせ、イリーナは方向性がちょっと違う。ヒヤッとした感触で、鋼のような強さがあり、何と言ってもロシア的なのである。スヴャトスラフ・リヒテルとかエミール・ギレリス、ラザール・ベルマンらに近いものを感じる(リヒテルとギレリスは現在のウクライナ領に生まれ、長じてモスクワ音楽院で学んだ)。だから現役のピアニストなら、ロシア出身のウラジーミル・クライネフに師事した河村尚子に近いタイプと言える。

こういったカチッとして、情に流されないモーツァルトも良い。

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