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新海誠監督「天気の子」がトロント国際映画祭に出品される意義について。

新海誠監督「天気の子」がトロント国際映画祭(9月5~15日開催)のスペシャル・プレゼンテーション部門に出品されることが決まった。この部門は観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)の選考対象となっている。

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トロントには審査員が選ぶ賞(コンペティション)がなく、観客賞が最高賞となっているが、実はアカデミー賞の前哨戦として極めて重要な賞なのだ。

2018年の観客賞に選ばれた「グリーンブック」はアカデミー作品賞を受賞。2017年の「スリー・ビルボード」はアカデミー作品賞にノミネートされ、主演女優賞を受賞。2016年の「ラ・ラ・ランド」もアカデミー作品賞にノミネートされ、監督賞や主演女優賞に輝いた。

他にトロントの観客賞がアカデミー作品賞および外国語映画賞に直結した例として「それでも夜は明ける」「英国王のスピーチ」「スラムドッグ$ミリオネア」「アメリカン・ビューティ」「グリーン・デスティニー」(台湾)「ライフ・イズ・ビューティフル」(伊)「炎のランナー」などがある。

もしも「天気の子」が観客賞を受賞出来れば、それはアニメーション映画として史上初の快挙であり、アカデミー長編アニメーション映画賞のノミネート確定ということになる。取らぬ狸の皮算用になりませんように。

僕が気になっているのは、恐らく秘密裏に作業が進んであるであろう英語吹き替え版(RADWIMPSの英語歌含む)がトロントに間に合うのか、どうか?ということ。映画に登場するスマホの文字もすべて英語に置き換えて上映すれば(「君の名は。」では技術的に無理だった)、よりトロントの観客にアピール出来るであろうに……。

Break a leg ! (意味はこちら。メル・ブルックス作のミュージカル「プロデューサーズ」で覚えました)世界へはばたけ「天気の子」!!

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