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2019年6月13日 (木)

ウルトラマン落語キター!〜柳家喬太郎独演会 2018@兵庫芸文

6月8日(土)兵庫県立芸術文化センターへ。

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〈昼の部〉

  • 柳家小んぶ:安兵衛狐
  • 柳家喬太郎:抜け雀
  • 翁家和助:太神楽(だいかぐら)曲芸
  • 柳家喬太郎:ハンバーグができるまで

〈夜の部〉

  • 柳家小んぶ:幇間(たいこ)腹
  • 柳家喬太郎:抜けガヴァドン(ウルトラマン落語
  • 翁家和助:太神楽曲芸
  • 柳家喬太郎:死神

喬太郎は柳家さん喬の総領(一番)弟子。小んぶは十番弟子で現在、二ツ目だそう。

「安兵衛狐」は上方の「天神山」を江戸に移植したものであり「本来は前座ネタじゃないんですけれど、お客様からは温かい反応を頂き、ありがたいことです」と喬太郎。僕みたいに昼・夜通しで聴く客が300人ほどいるそう(中ホールのキャパは800席)。さらに翌日、岸和田での独演会にも足を運ぶ予定というツワモノも。

喬太郎はマクラで初めて仕事で大阪に来たときのエピソード(乾電池まつりの司会)や種子島での落語会に日帰りで行ったことなどを話した。

「抜け雀」で宿が大人気になり、増築したという件で「本館・新館・アネックスが出来た」と。これは兵庫芸文の近くにあるショッピング・モール〈阪急西宮ガーデンズ〉のことであり、大受け。さすが地元ネタも巧みに盛り込んで上手い。

「死神」では死神を消すための呪文の最後に〈エッ、マジ?蒼井優が!?〉を挿入。会場が大爆笑になったことは言うまでもない。

夜の部で、昼の部の「抜け雀」と全く同じ内容の導入部を喬太郎が話し始めた瞬間、僕は「アッ、『抜けガヴァドン』キター!」とこころの中で叫んだ。実は2015年にTORII HALL(トリイホール)で聴いていたのである。出囃子も「ウルトラQ」だったしね。

4年前は元ネタとなったウルトラマン第15話「恐怖の宇宙線」を未見だった。だからガヴァドンA?、ガヴァドンB??と中々イメージが沸かなかったのだが、今回は我が家にウルトラマンBlu-ray Boxを購入済みで、予備知識はバッチリ。大いに愉しんだ。佐々木守(脚本)実相寺昭雄(監督)の回は名作揃いである。このコンビによるウルトラセブン第12話「遊星より愛をこめて」がある事情から初回放送後に封印され、現在では欠番扱いとなり、観ることが叶わないのは返す返すも残念だ。因みに彼らの最高傑作が「怪奇大作戦 京都買います」であることは論を俟たない。

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