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2019年3月 7日 (木)

メアリーの総て

評価:A

Mary_shelley

映画公式サイトはこちら

メアリー・シェリーが駆け落ちして「フランケンシュタイン」を書き上げたのが18歳というのが驚きだったし、女性作家だと本が売れないからと匿名で出版されたとか、妹がバイロン卿の子供を生んだとか、波乱万丈の彼女の人生に目が釘付けになった。

「フランケンシュタイン」の原題は「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」(Frankenstein: or The Modern Prometheus)なので、これがリドリー・スコット監督の「プロメテウス」に繋がり、その続編「エイリアン;コヴェナント」ではメアリーの夫パーシー・ビッシュ・シェリーの詩が読まれるというわけ。

女性が虐げられていた時代の話であり、 #Me Too 運動も想起させ、極めて現代的テーマを内包した作品だ。観ていてワクワクした。

エル・ファニングは美しい娘に成長した。現在20歳。彼女を初めて見たのが映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008)。撮影当時8歳。お姉ちゃんのダコタは今や、見る影もないからね。ところで北米版「となりのトトロ」DVDは、サツキとメイの声をファニング姉妹が吹き替えしているんだって!観てみたいな。

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19世紀イギリス。 16歳の少女メアリーは継母との折り合いが悪く、スコットランドの父の友人宅に滞在することに。 そこで開かれた読書会で青年詩人パーシーと恋に落ちるが、実は彼には妻子がいた。 メアリーは家を出たいと懇願する義妹クレアを連れパーシーと駆け落ちするが、たちまち困窮してしまう…。 実話から生まれた「フランケンシュタイン」誕生秘話。... [続きを読む]

受信: 2019年3月 9日 (土) 23時54分

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