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贋作・桜の森の満開の下

10月19日(金)新歌舞伎座@大阪市で野田秀樹(作・演出)「贋作・桜の森の満開の下」を観劇した。

Sakura

妻夫木聡・深津絵里・天海祐希・古田新太・藤井隆・門脇麦・野田秀樹といった超豪華出演陣で、チケット券面には「公演当日、本人確認をする場合がありますので、身分証明書を持参してください」と記載されていたのだが、結局実施はされなかった。

天海は大海人皇子(後の天武天皇)を演じ、男役なのでビッタリ!因みに宝塚歌劇には大海人皇子と中大兄皇子(後の天智天皇)の確執を描く「あかねさす紫の花」(作・演出:柴田侑宏)という名作がある(現役時代に天海はこれに出演していない)。

国造りと”鬼”のはなしである。桜吹雪が舞い、日本的様式美が堪能出来る。本作は歌舞伎化されているが、能舞台を彷彿とさせるところもある。

深津絵里演じる夜長姫が最後に煙のように消え去る演出はまるでハロルド・プリンス演出のミュージカル「オペラ座の怪人」みたいだった。帰宅後調べてみると「贋作・桜の森の満開の下」が劇団「夢の遊民社」で初演されたのは1989年2月。「オペラ座の怪人」ロンドン初演が1986年、日本初演が88年4月なので、野田がインスパイアされたのは間違いない。

尚この公演は2019年3月にWOWOWで放送される予定である。

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