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来る

評価:A

Kuru

「へレディタリー/継承」に引き続き、〈呪いとしての家族〉のお話である。

外連味たっぷりの、ド派手なエンターテイメントだ。面白い!公式サイトはこちら

本作を観ながら感じたのは、「これって日本版『エクソシスト』だな」ということ。「エクソシスト」で少女に取り憑いた悪霊を祓うのはカトリック教会の神父だが、「来る」では神道+仏教の総力戦となる。

中島哲也監督は「告白」同様、冴え冴えとした画面の感触が作品の世界観にぴったり寄り添っていた。

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コメント

ホラーが大の苦手なのですが、全然怖くなく安心して観れました。“あれ”と霊媒師の戦いは韓国映画の『哭声/コクソン』をド派手にした感じでしたね。

投稿: | 2018年12月15日 (土) 21時26分

仰る通り全然怖くない、一大エンターテイメント作品でしたね。それから今後、ハンドル名のない方はコメントを公開しませんので、あしからず。

投稿: 雅哉 | 2018年12月25日 (火) 08時26分

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» 『来る』109シネマズ木場7 [ふじき78の死屍累々映画日記・第二章]
▲画像は後から。 五つ星評価で【★★★★お祓いエンタティーメント】 とても面白かった。でも、怖くはなかった。何でだろうという事を書きたい。 登場人物が魅力的である。 特に松たか子演じる「日本最強霊媒師」が来た来た来た感いっぱい。 ああ普通でないと怪異に立ち向かえないという感じが色濃い。 松たか子の近くにいて、霊媒をこじらせた小松菜奈も良ければ、 松たか子の次席にいて、着実に...... [続きを読む]

受信: 2018年12月13日 (木) 00時48分

» ショートレビュー「来る・・・・・評価額1600円」 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
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受信: 2018年12月20日 (木) 01時04分

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