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2018年8月 3日 (金)

ウルフギャング・ステーキハウス 大阪店へ

7月20日(金)ウルフギャング・ステーキハウス 大阪店(Wolfgang's Steakhouse Osaka)で食事をした。

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ここはブルックリン@NYにある名門ステーキハウス「ピーター・ルーガー」で40年以上活躍したウルフギャング・ズウィナーが独立し、2004年にマンハッタンで創業した。その後ワイキキ、マイアミ、ビバリーヒルズに支店が出来、日本国内の第1号店である六本木店はアメリカ国外初出店となった。

僕は2001年8月末に1週間ニューヨークのマンハッタンに滞在し、数多くのブロードウェイ・ミュージカルを観た。9・11同時多発テロの2週間前のことである。具体的には「オペラ座の怪人」、「プロデューサーズ」(ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリック主演、スーザン・ストローマン演出)、「ザ・ミュージック・マン」(スーザン・ストローマン演出)、「キャバレー」(ブルック・シールズ主演、映画「007 スカイフォール/スペクター」を監督したサム・メンデスと映画「シカゴ」「メリー・ポピンズ・リターンズ」を監督したロブ・マーシャルが共同演出)、「42nd Street」を観劇した。実はワールドトレードセンター( WTC )ビル最上階にあったレストランにディナーの予約をしていたのだが、その当日マチネで観た「キャバレー」の劇場(キット・カット・クラブ)の空調がとても寒く、ホテルに戻ると発熱し寝込んでしまったので電話でキャンセルした。結局9・11でWTC自体が消滅してしまったので、訪れる機会は2度となかった。

ニューヨーク滞在中に「ピーター・ルーガー」に行った。18年間(当時)ザガット・サーベイのステーキハウス部門でトップの座に君臨し続けていた店である。宿泊していたマリオット・マーキスからタクシーに乗ろうとすると、5台連続で乗車拒否された。マンハッタン島より外に位置するブルックリンの治安が悪く、運転手に尻込みされたのである。因みにバーブラ・ストライサンドはこの街に生まれ育った。

「ピーター・ルーガー」で食べたミディアムレアの肉は表面がカリカリ、中がジューシーで絶品だった。生涯食べたステーキの中で文句なし、ぶっちぎりNo.1。正直、神戸牛とかはサシ(脂肪)が多すぎて、食べている途中に気分が悪くなる。そんなことが一切なかった。

だから「ウルフギャング・ステーキハウス」には大いに期待して行った。肉の味は「ピーター・ルーガー」を上回るとは言わないが、ほぼ互角。日本国内でこれだけのものが食べられるのなら何の文句もない。それに加え、ここ独自の魅力はロブスターにある(「ピーター・ルーガー」のメニューにはない)。直前まで生きていた海老をスチームするので新鮮、全く臭みがない。極上!故に総合評価で「ウルフギャング」に軍配を上げる。オリジナル・カクテルもみな美味しかった。

近い内に是非、再訪したい。

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