gifted/ギフテッド
評価:A
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マーク・ウェブは監督デビュー作のインディー映画「(500)日のサマー」がとっても素敵だった。これで才能を認められ、大作「アメイジング・スパイダーマン」を任されたわけだが、スタッフは3作目をやる気満々だったのに、興行成績が振るわず実現しなかった。そこで登場したのがリブートの「スパイダーマン:ホームカミング」というわけ。で失意の彼が低予算映画に戻ってきたのが本作である。
いや、こういうのを撮らせると天下一品だね!初々しく溌剌としている(英語で表現するならVivid)。
7歳の天才少女のお話である。彼女の親権を巡って、母と息子(少女から見れば祖母と叔父)が裁判で争うことになる。悲しいのは両者とも少女を愛し、彼女の幸せを願っているという点では変わらないんだよね。英才教育を受けさせるべきか?フツーの子どもとして育てるべきか?どちらが正解かは判らない。色々考えさせられた。
巷では子役のマッケンナ・グレイスが可愛いと大評判なのだが、どちらかと言うと睫毛の長い別嬪さんという印象。なんかね、エリザベス・テイラーの若い頃に似た雰囲気なんだ。
お父さん役はクリス・エヴァンス。そう、キャプテン・アメリカだ。本作でもモテモテだった。
あと可笑しかったのが少女が自宅でレゴに夢中になっていたこと。理論物理学者で大阪大学教授の橋本幸士先生も幼少期からレゴをされていたという。
そや、阪大レゴ部の門をたたいてみようかな…https://t.co/a0frMNyFlj
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2017年10月8日
レゴが大好きな子どもは理数系という定理が成り立つのかも。
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