アンサンブル・ウィーン=ベルリン@いずみホール
10月6日(金)いずみホールへ。アンサンブル・ウィーン=ベルリンを聴く。
- フルート:カール=ハインツ・シュッツ(ウィーン・フィル)
- オーボエ:ジョナサン・ケリー(ベルリン・フィル)
- クラリネット:アンドレアス・オッテンザマー(ベルリン・フィル)
- ファゴット:リヒャルト・ガラー(ウィーン交響楽団)
- ホルン:シュテファン・ドール(ベルリン・フィル)
彼らの演奏を2015年に同ホールで聴いた感想はこちら。
今回の曲目は、
- ツェムリンスキー:ユモレスク
- ヒンデミット:小室内音楽
- リゲティ:6つのバガテル
- ロータ:ささやかな音楽の捧げ物
- ブリッチャルディ:「セビリアの理髪師」による幻想的なポプリ
- レスピーギ:木管五重奏曲
- ベリオ:オーパス・ナンバー・Zoo(作品番号獣番)
*奏者によるナレーション付き - ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク(アンコール)
ツェムリンスキーは可愛らしい曲。
バルトークは土の匂い。
ヒンデミットは無機質で機械仕掛けのヒヤッとした質感。
リゲティの音楽は「2001年宇宙の旅」でも使用され、全般的に【これぞ現代音楽!】という雰囲気だが、「6つのバガテル」は意外にもハンガリーの民族色豊かだった。
映画「ゴッドファーザー」や「太陽がいっぱい」「道」で有名なニーノ・ロータの純音楽は戯けた道化。
レスピーギからはイタリアの明るい陽光と豊かな色彩が感じられた。
僕は普段、沢山の高校生による吹奏楽演奏を聴いているが、コンクール全国大会金賞校の演奏は「たしかに上手いんだけれど、音が硬い」という印象を拭えない。その点、アンサンブル・ウィーン=ベルリンのそれは柔らかく、まろやか。前者を楷書とすると、後者は草書。プロの味を堪能した。
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