ブロードウェイ・ミュージカル「アニー」
8月11日(祝)シアター・ドラマシティへ。
6歳の息子とブロードウェイ・ミュージカル「アニー」を観劇。
キャストは
- アニー:野村里桜
- モリー:小金花奈
- ウォーバックス:藤本隆宏
- ハニガン:マルシア
- グレース:彩乃かなみ
- ルーズベルト大統領:園岡新太郎
ほか
演出は山田和也。
「アニー」の起源は1924年に新聞「ニューヨーク・デイリー・ニューズ」に連載された漫画"Little Orphan Annie"である。ミュージカル版は1977年にブロードウェイで初演され、作品賞など7部門を受賞した。僕はジョン・ヒューストン監督による82年の映画版を封切り当時映画館で観ている。高校生だった。またディズニーによる99年テレビ映画版(「シカゴ」「イントゥ・ザ・ウッド」のロブ・マーシャル監督)は北米版DVDで所有している。オリジナル・キャストとしてアニーを演じたアンドレア・マッカードルはミュージカル「キャバレー」(ツアー・カンパニー)のサリー役で2度来日した(僕はどちらも観ている)。またロブ・マーシャル版「アニー」の"NYC"の場面で、特別ゲストとして歌っている。
舞台版を観るのは今回が初めて。興味深かったのは大富豪ウォーバックス氏がスキンヘッドじゃなかったこと。何故なら漫画がそういう設定なんだよね。
ジョン・ヒューストン版(アルバート・フィニー)もロブ・マーシャル版(ヴィクター・ガーバー)も原作を踏襲していた。ただ、日本人には馴染みのない漫画なので、拘る必要は全く無いだろう。寧ろカツラだと不自然だし。
驚いたのは生オーケストラの演奏だったこと。子供向けだから当然、カラオケだと思っていた(ホリプロ「ピーターパン」はカラオケ)。子役を含めキャストのレベルも高く、製作者の本気を感じた。
あと映画やTV版でカットされた楽曲がいくつか歌われるのだが、省かれるのも宜なるかなと想った。
| 固定リンク | 0
「舞台・ミュージカル」カテゴリの記事
- 大阪桐蔭高等学校吹奏楽部 定演 2022/ミュージカル「銀河鉄道の夜」(再演)と「エリザベート」(2022.03.26)
- 映画「ウエスト・サイド・ストーリー」(スピルバーグ版)(2022.03.10)
- ミュージカル「蜘蛛女のキス」(2022.02.15)
「子供の情景」カテゴリの記事
- 中二病からの脱出〜映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(2021.03.11)
- 礼真琴、舞空瞳(主演)宝塚星組「ロミオとジュリエット」(2021.02.26)
- 今度は「不織布マスク警察」現る!/新型コロナ禍の心理学(2021.02.15)
- アカデミー長編アニメーション部門のノミネートは確実!「ウルフウォーカー」(2020.11.13)
- 高校生の間に一度は絶対観ておけ、この映画!/ジャンル別ベスト(2020.04.26)
コメント