萩原麻未のラヴェル:ピアノ協奏曲
8月13日(日)兵庫県立芸術文化センターへ。
萩原麻未(ピアノ)、パスカル・ロフェ/兵庫芸術文化センター管弦楽団で、
- ラヴェル:組曲「クープランの墓」
- ラヴェル:ピアノ協奏曲
- ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
「クープランの墓」は流れるような演奏で、軽妙洒脱。繊細で柔らかい響きが魅力的だった。
萩原は2010年にジュネーヴ国際コンクール(ピアノ部門)で日本人として初めて優勝。そのファイナルで弾いたのがラヴェルのピアノ協奏曲であり、指揮もパスカル・ロフェだった。ピアノには靄がかかったような幻想性があり、「これが聴きたかったんだ!」と大満足。
ソリストのアンコールは彼女が日仏を飛ぶエア・フランスに乗っていた時に聴いたという、Relaxation Musicを即興演奏で。弱音の美しさが際立っていた。
「展覧会の絵」は1990年4月17日(火)に倉敷市民会館で聴いた、ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(他にベートーヴェン:交響曲第5番)の演奏があまりにも鮮烈で、その後何度もこの曲を生で聴いたが、どれももの足りない。今回もどうしても27年前の衝撃と比べてしまい、全く愉しめなかった。最高のものを知っていることはある意味不幸である。
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