映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」
評価:A
原題は"The Founder"、創立者のことである。ファストフード「マクドナルド」チェーンを作り上げたセールスマン、レイ・クロックを主人公に据えた実話。公式サイトはこちら。
兎に角、えげつない主人公が最高!マイケル・キートンのベスト・パフォーマンスでは?
これは映画によるアメリカ合衆国論であり、品質と効率の対峙であり、Winner(勝者)とLoser(負け犬)の物語でもある。
レイ・クロックはマクドナルド兄弟のアイディアを奪ったわけであり、そういう意味では悪者なのだが、どうも憎めないんだよね。彼のせいで別に兄弟が不幸になったわけではないし、多分彼と出会わなければ、兄弟にはこれだけのお金を稼ぐ才覚もなかっただろう。「マクドナルド」の名前も永遠に残った。レイのへこたれない、常にpositive thinkingの姿勢には惹かれるものがある。彼は言う。「アメリカのどこの町に行っても裁判所が掲揚するアメリカ国旗と教会の十字架がある。貴方達(マクドナルド兄弟のこと)が考案したゴールデンアーチもそんな存在にしたい」
つまりアメリカ人にとって資本(金)こそが神であり、フランチャイズ加盟店拡大は布教活動なんだね。
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