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珠城りょう主演 宝塚月組「All for One 〜ダルタニアンと太陽王〜」

7月17日(祝)宝塚大劇場へ。月組公演「All for One 〜ダルタニアンと太陽王〜」を観劇。

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台本・演出は小池修一郎。アレクサンドル・デュマの小説「三銃士」はルイ13世時代の物語だが、小池版は「太陽王」ルイ14世の時代に置き換え、そこに〈双子の男女の取替〉という、シェイクスピア「十二夜」の設定を取り込んでいる。なおダルタニアンは同名の実在の貴族をモデルにしているという。また敵役マザラン枢機卿も実在の人物で、彼の死の翌日に摂政の廃止が宣言され、ルイ14世の親政が始まった。

主な配役はダルタニアン:珠城りょう、ルイ14世:愛希れいか、アラミス(三銃士のひとり):美弥るりか、ベルナルド(マザラン枢機卿の甥):月城かなと    ほか。

上記事にも書いたが、月城かなとは長身で美形の男役なので、今回も目立っていた。男役がダメダメだった月組も組替えで漸く充実してきた印象。

美貌の娘役・愛希れいかのことは昔から大好きなのだが、嘗て男役だった彼女のキャリアを活かして、男から女へのメタモルフォーゼ(変身)が愉しめる。さすが「当て書き」の妙である。

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子どもの取替などアホっぽいミュージカルだが、すこぶる面白かった!特に「壁ドン」ギャグには爆笑。小池作品の系譜としては1998年宙組「エクスカリバー」に近いかな?かなり出来がいい方。

小池作「薔薇の封印 -ヴァンパイア・レクイエム-」(2003年月組)にもルイ14世が出てくるが、アレは酷かった。アレに比べると今回は本が相当練られている。お勧め!

最後に。劇中【0ne for All, All for One(一人は皆のために、皆は一人のために)】が出て来るが、本作はフランスが舞台でありデュマの「三銃士」もフランスの小説。何で英語なの!?

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舞台・ミュージカル」カテゴリの記事

コメント

僕も、One for All, All for One と「英語」で言う事に抵抗を覚えました。日本語で言えば良いのに。NHKが人形劇にしたときは日本語で言っていました。

投稿: 最後のダンス | 2017年7月29日 (土) 10時17分

英語は絶対変ですよね!いくらスコット・フィッツジェラルドが好きとはいえ、小池さんにはもう少し繊細な配慮をして貰いたいものです。

投稿: 雅哉 | 2017年7月29日 (土) 10時56分

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