« ポスト・クラシカルの作曲家マックス・リヒターと映画「メッセージ」 | トップページ | 関西弦楽四重奏団✕豊嶋泰嗣/ブルックナー:弦楽五重奏曲 »

2017年6月 7日 (水)

タリス・スコラーズ@兵庫芸文 2017

6月3日(土)兵庫県立芸術文化センターへ。

Tallis

ピーター・フィリップス指揮タリス・スコラーズ(10名によるア・カペラ)で、

  • タリス:ミサ曲「われわれに幼子が生まれた」
  • バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
  • 同:正しき者の魂は神の御手に
  • 同:聖所にて至高なる主を賛美もて祝え
  • アレグリ:ミゼレーレ
  • モンテヴェルディ:無伴奏による4声のミサ曲
  • パレストリーナ:主の僕たちよ、主をほめたたえよ
  • モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノ (アンコール)
  • トレンテス:ヌンク・ディミッティス
    「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」(アンコール)

生で彼らを聴くのはこれが3回目である。

彼らのレパートリーには現代の作曲家ペルトの作品もあるのだが、今回はルネサンス〜バロック期の教会音楽のみ。毎回、アレグリの「ミゼレーレ」は歌われており、彼らの代名詞と言えるだろう。楽譜はシスティーナ礼拝堂から門外不出だったが、これを聴いた14歳のモーツァルト少年が記憶だけを頼りにまるまる採譜したというエピソードは余りにも有名。

澄み切った、心洗われる響きに魅了された。

| |

« ポスト・クラシカルの作曲家マックス・リヒターと映画「メッセージ」 | トップページ | 関西弦楽四重奏団✕豊嶋泰嗣/ブルックナー:弦楽五重奏曲 »

クラシックの悦楽」カテゴリの記事

古楽の愉しみ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: タリス・スコラーズ@兵庫芸文 2017:

« ポスト・クラシカルの作曲家マックス・リヒターと映画「メッセージ」 | トップページ | 関西弦楽四重奏団✕豊嶋泰嗣/ブルックナー:弦楽五重奏曲 »