マンチェスター・バイ・ザ・シー
評価:B
米アカデミー賞でオリジナル脚本賞・主演男優賞(ケイシー・アフレック←ベンアフの弟)を受賞。他に作品賞・監督賞・助演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)・助演男優賞(ルーカス・ヘッジズ)の計6部門でノミネートされた。公式サイトはこちら。
「侘しい」映画だ。何ともやるせない。ただ最後に救いはある、そこはかとなく。寒々としたマンチェスター(アメリカ東海岸、ニューヨークやボストンより北)の風景がこの物語に似合っている。
脚本がしっかりしているから確かな手応えはある。でも好みじゃない。そういことだ。これは生理的な感情だからどうしようもない。
久しぶりにマシュー・ブロデリックを見た。ミュージカル映画「プロデューサーズ」(2005)以来?現在55歳。出演時間はたった5分位。小太りの冴えないおっさんに成り果てていた。
あと登場人物が全員白人というのが最近では非常に珍しいなと想った。主要キャストが4人いれば、少なくとも1人は黒人かアジア人、あるいはヒスパニックというのが昨今ハリウッド映画の主流(掟)になっている。ディズニー実写版「美女と野獣」もそうだし、「ラ・ラ・ランド」なんかちゃんとアフリカ系のジョン・レジェンドが出演しているのに(ライアン・ゴズリングの友人役)、それでも【白過ぎる】と非難された。
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