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2017年4月18日 (火)

三浦一馬キンテート ピアソラ&マルコーニ

4月8日兵庫県立芸術文化センター小ホールへ。

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ピアソラ・コンクールにおいて史上最年少(18歳)で準優勝したバンドネオン奏者・三浦一馬を聴く。他のメンバーは荒井英治(ヴァイオリン)、大坪純平(ギター)、黒木岩寿(コントラバス)、松本和将(ピアノ)。

今回のプログラムはアストル・ピアソラと三浦の師ネストル・マルコーニの作品が並んだ。

  • マルコーニ父子:グリス・デ・アウセンシア(不在の灰色)
  • ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
  • ピアソラ:デカリシモ
  • ピアソラ:天使のミロンガ
  • ピアソラ:フーガ9
  • ピアソラ:天使の死
  • ピアソラ:アディオス・ノニーノ
  • マルコーニ:モーダ・タンゴ
  • マルコーニ父子:ソブレ・イマヘネス(様々なイメージについて)
  • ピアソラ:スール〜愛への帰還
  • ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
  • マルコーニ:時が満ちて
  • ピアソラ:現実との3分間
  • ピアソラ:タンガータ
  • ピアソラ:アレグロ・タンガービレ(アンコール)
  • ピアソラ:リベルタンゴ(アンコール)

過去に三浦を聴いた時の感想は下記。

デビュー10周年だそうだが、次第に味が出てきた印象。哀感、情熱、妖しい色気、そしてブエノスアイレスの喧騒。そういった諸々の要素が一気に押し寄せて来るようだった。

あと特筆すべきはキンテート(五重奏団)のメンバーの質の高さ。荒井英治は東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターを長きにわたり務め、またモルゴーア・クァルテットを結成しショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏会やプログレッシブ・ロックなど意欲的な活動を続けている。松本和将も腕利きのピアニストだ。ピアソラのキンテートにも引けをとらないと想った。

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