桂文三 三番勝負 ー其の壱ー 柳家喬太郎の巻
12月27日(火)天満天神繁昌亭へ。
- 桂三語:手水廻し
- 桂文三:時うどん
- 柳家喬太郎:ウルトラ仲蔵
中入 - 桂文三:三枚起請
約5割が女性客。
「時うどん」は文三の鉄板ネタで、声が高い喜六がとにかく陽気。後うどんを食べる時の擬音が上手い。
喬太郎は登場するやいなや、「今日の髪型、ドナルド・トランプに似てるでしょ?」で場内爆笑。文三からのリクエストという「ウルトラ仲蔵」はハードルの高い新作落語。江戸の人情噺「中村仲蔵」をベースに、ウルトラ兄弟やウルトラの怪獣たちで描く。上方の客は「中村仲蔵」を知らない人が多いし、ウルトラマンを観たことがない人にはチンプンカンプンでイメージすら湧かないだろう。僕は幸い、5歳の息子と一緒に「ウルトラQ」「(初代)ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」を全話レンタルDVDで観ていたので、十分愉しめた。
ケムール人やバルタン星人、大阪城を破壊したゴモラなどが暴れまわる。ウルトラマンキングには鼻がないという小ネタあり。喬太郎のDVD「ウルトラマン落語」にも収録されていないので、これは貴重な体験だった。
そもそもウルトラマンが大好きで意気投合した喬太郎と文三。新春の新聞に文三は「ウルトラマニア芸人」として登場するそう。
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