スペインにもジャパニメーション・ヲタがいた!〜映画「マジカル・ガール」
評価:A
映画公式サイトはこちら。
スペイン映画である。カルロス・ベルムト監督はイラストレーター出身で、日本の架空のアニメ「魔法少女ユキコ」のコスプレにあこがれる12歳の少女という主人公アリシアの設定は「美少女戦士セーラームーン」や「魔法少女まどか☆マギカ」から影響を受けていると本人が語っている→こちら。
ヲタが高じて映画監督になったというのはクエンティン・タランティーノみたいだなと想った。タラちゃんの映画にはマカロニ・ウェスタン(Spaghetti Western)への愛がいっぱい詰まっている。エンニオ・モリコーネの音楽への執着もその現れである。
主人公とその友人のハンドル名がユキコ・マコト・サクラというのからして爆笑もの。相当イカれている。アリシアは長山洋子のデビュー曲で踊り、エンド・クレジットには美輪明宏の「黒蜥蜴」が流れる。そして少女の願いが「呪い」に変化するというプロットは正に「まどマギ」そのままだ。ただし、「まどマギ」に登場する女の子たちは最後にまどかの手で「絶望」の淵から救済され浄化されるが、本作のソウルジェムは黒く濁ったまま。残酷で美しい。覚悟して観よ!
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