堀米ゆず子 バッハ&ブラームス プロジェクト 【最終回】
3月21日(月)兵庫県立芸術文化センター小ホールへ。
堀米ゆず子(ヴァイオリン)、サボルチ・ゼンプレーニ(ホルン)、工藤重典(フルート)、リュック・ドゥヴォス(ピアノ)で、
- ブラームス:ホルン三重奏曲
- J.S.バッハ:「音楽の捧げもの」よりトリオ・ソナタ ハ短調
- J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番
アンコールもJ.S.バッハで
- 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 第3楽章 ガヴォット
- 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 第3楽章 アンダンテ
ゼンプレーニはブタペスト生まれで2013年までバンベルク交響楽団の首席ホルン奏者を務めた。柔らかくふくよかな音。ただブラームスのホルン三重奏はバルブ/ピストンがないナチュラル・ホルンを想定して作曲されたとのことなので、一度そちらの実演も聴いてみたい。CDではスヴァールト(Hr)、ファウスト(Vn)、メルニコフ(P)が古楽器を用いたバージョンがある(けだし名演)。
「音楽の捧げもの」での工藤のフルートの音は粒立ち、端正。
堀米の独奏によるバッハは、ギドン・クレーメルほど激しく情熱的でもなく、五嶋みどりのように禁欲的で諦念と哀しみを湛えたものでもない。かと言ってイザベル・ファウストのようなピリオド・アプローチでもない。なんだかどっちつかずで中途半端なんだなぁ。良くも悪くも中庸というか。
アンサンブル(室内楽)は充実していたが、無伴奏は物足りないシリーズであった。
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