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That's Entertainment ! 〜大阪桐蔭高等学校吹奏楽部定期演奏会 2016

2月15日(月)フェスティバルホールへ。大阪桐蔭高等学校吹奏楽部の定期演奏会を聴く。創作ミュージカル「河内湖」が初演された昨年定期のレポートはこちら。「吹奏楽の神様」屋比久勲先生が登場した2014年の様子はこちら

大阪桐蔭のプログラミングの特徴は「うた」に満ちていることである。オペラやミュージカルからの選曲が中心となっており、僕の嗜好にピッタリ合致する。それが気に入り、度々彼らの演奏会に足を運ぶことになった。

どちらの記事も、大阪桐蔭の演奏について触れている。

さて今回の曲目は、

  • ワーグナー:歌劇「タンホイザー」歌の殿堂を讃えよう
  • リー(杉本幸一編):「ラ・マンチャの男」メドレー
    ラ・マンチャの男、アルドンサ、愛しのダルネシアへ、見果てぬ夢
  • ロイド=ウェバー(J.ヴィンソン、J.エドモンソン編):「キャッツ」メドレー
    序曲、ジェリクルソング、鉄道猫、おばさん猫、犯罪王、メモリー、マジック猫、猫からのご挨拶
  • J.ウィリアムズ(デ=メイ編):「スター・ウォーズ」メドレー
    メイン・タイトル、ヨーダのテーマ、帝国のマーチ、王女レイア、王座の間とエンド・タイトル
  • 高昌帥:ミュージカル「河内湖」ハイライト
    序曲、クジラの歌、恨み歌、大川よ
     
      (休憩)
  • 高昌帥(作詞:9期卒業生):合唱曲「憧れの響き」
  • プッチーニ(後藤洋編):歌劇「蝶々夫人」より
    序曲、広い世界を、さあ一足を、ご存知ないの、ある晴れた日に、この子をご覧に、さらば愛の巣
  • 甲子園応援リクエストコーナー
  • バーンスタイン(W.J.デュソイト編):「ウエストサイド物語」メドレー
    アイ・フィール・プリティ、マリア、何か起こりそう、トゥナイト、ひとつの心、クール、アメリカ、サムウェア
  • 〜三年間の歩み〜
    マクブルーム:The Rose  
  • 秋元康(作詞):365日の紙飛行機
  • 〜卒業生(9期生)を送る歌〜
    秦基博:ひまわりの約束 
  • E.ジョン、H.ジマー(カルビン・カスター編):「ライオンキング」メドレー
    サークル・オブ・ライフ、王様になるのが待ちきれない、命をかけて、準備をしておけ、ハクナ・マタタ、愛を感じて、キング・オブ・プライド・ロック
  • タケカワ・ユキヒデ(樽屋雅徳編):銀河鉄道999 アンコール
  • 星に願いを アンコール

定演前半はマーチングを主体とするパフォーマンス怒涛の攻勢。指揮をする梅田隆司先生と部員の一部はオケピ(オーケストラ・ピット)に陣取り、残る面々がステージ上に立つ。ステージはオケピの両サイドにもせり出している。写真で見てもらうのが手っ取り早いだろう。なお、「河内湖」の時だけ、梅田先生から写真撮影の許可が出た(桐蔭が版権を持っているため)。

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「タンホイザー」からごっつい音の塊に圧倒される。フェスティバルホールは2,700席。非常に広い空間である。ここで大阪フィルの定期演奏会も聴くわけだが、どうも2階席だと(特に弦の音が)遠くに感じる。しかし桐蔭は部員が180人いて、しかも管楽器+打楽器のみだから実にパワフル。フェスが狭く感じられた。

「ラ・マンチャの男」ではマーチングが客席にも降りてきて演奏が展開される。隊列が縦横揃っていて俯瞰で見るととても綺麗。昨年9月に部員全員で松本幸四郎主演の「ラ・マンチャの男」を鑑賞したそう。「キャッツ」は全員が付けた猫耳と尻尾が可愛かった。あと今回初めて気が付いたのだけれど、「犯罪王マキャヴィティ」の音楽ってヘンリー・マンシーニ作曲「ピンク・パンサー」のパロディになっているんだね。

ここで「キャッツ」の想い出を語ろう。僕が初めてこのミュージカルに出会ったのは1985年大阪初演の時。当時住んでいた岡山から新幹線ではるばる観に来た。梅田にテントを張った仮設劇場「キャッツ・シアター」だった。回り舞台を使用し、オープニングの音楽とともに裏返しになっていた舞台と客席前方が180度回転し、度肝を抜かれた。後に「オペラ座の怪人」「ミス・サイゴン」へと続くキャメロン・マッキントッシュ(プロデューサー)によるスペクタクル・ミュージカルの幕開けだった。グリザベラ役・久野綾希子(大阪府出身)の「メモリー」が絶唱だったことを今でも鮮明に憶えている(86年に退団)。2016年7月に「キャッツ」は大阪に帰ってくるが、現在は常設劇場での公演なのでこの180度回転の驚異は味わえない。

「スター・ウォーズ」は一般にドナルド・ハンスバーガー編曲版が演奏されることが多い。2016年6月に予定されているオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ定期もそう。また金聖響/シエナ・ウインド・オーケストラのCDはメイン・タイトルを真島俊夫(「鳳凰が舞う」「三つのジャポニズム」の作曲家)が編曲している。ところが今回、大阪桐蔭は「指輪物語」で有名なヨハン・デ=メイ編曲だというから驚いた!そんなのがあるなんて知らなかった。これが凄くいい。特に「ヨーダのテーマ」と「王女レイア」で主旋律を支える木管の動きがユニークで、オリジナリティを感じた。

ここで「スター・ウォーズ」の想い出も少しだけ。エピソード4が日本で公開されたのは1978年だった(アメリカより1年遅れ)。当時僕は小学生。この年、山本直純司会(アシスタントが大場久美子)でTBSで放送されていた「オーケストラがやってきた」(プロデューサーは大原れいこ;倉敷・大原美術館をつくった大原孫三郎の孫)で「スター・ウォーズ」が取り上げられた。ホルスト「惑星」との比較のあと、《王座の間とエンド・タイトル》冒頭のファンファーレはメンデルスゾーン「結婚行進曲(夏の夜の夢)」、その後に続く穏やかな弦の旋律はエルガーの「威風堂々 第1番(希望と栄光の国)」を参考に作曲されているのではないかと両者が演奏され、とても面白かった。

「河内湖」ハイライトについては初演時にも想ったのだけれど、冒頭がミクロス・ローザ(ロージャ・ミクローシュ)作曲、映画「ベン・ハー」そっくりでニヤニヤしてしまった。いや、ディスっているのではなく、格好よくて大好きです。保護者の手作りという衣装も良かった。これは昨年3月に英語字幕付きでカーネギーホール@ニューヨークでも上演、好評だったとのこと。この時、生徒達はブロードウェイで「オペラ座の怪人」を観劇したそう。

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休憩を挟み「河内湖」と同じく高昌帥(こう ちゃんす)が作曲した合唱曲「憧れの響き」。純朴で透き通るような歌声が耳に心地いい。高昌帥といえば「ウインドオーケストラのためのマインドスケープ」とか吹奏楽のための風景詩「日が昇るとき」とか、時代の最先端を行く先鋭的な作曲家という印象が強いが、「河内湖」や「憧れの響き」はとても美しく親しみやすい旋律なので、その落差に驚かされる。考えてみれば武満徹もそういう人だった。彼のうた「小さな空」(←大好き!試聴はこちら)とか、「◯と△の歌」を聴いて、とても「ノヴェンバー・ステップス」と同じ人が書いたなんて信じられないもん。

大阪桐蔭は全日本吹奏楽コンクールの自由曲で「蝶々夫人」を演奏し、銀賞だった。以前にも書いたが、この曲で全国大会金賞に輝いた高校の団体は皆無である。今回聴いて感じたのは、ゆったりした曲想が多く、メリハリがない。桐蔭の演奏は磨き上げられた音で透明度が高いのだが、ハーモニーが薄く感じられる。何だか平板なのだ。演奏の質がどうこうというのではなく、選曲の問題であろう。はっきり言う、最初から最後まで叙情的な「蝶々夫人」は吹奏楽に合わない。同じ後藤洋が手がけたプッチーニの「トゥーランドット」は緩急がくっきりしていて素晴らしいアレンジなのだが、これは一体どうしたことか……。丸ちゃん(丸谷明夫先生)率いる淀工は自由曲において「ダフニスとクロエ」「大阪俗謡による幻想曲」の2曲ローテーションを長年続けているのだが、ダフニスと俗謡はどちらも非常にゆったりした部分とプレスト〜アレグロの急速な部分との対比が鮮明で、演奏効果が高い。つまり「上手く聴こえる」曲である。また リズムのキレの良さもアピール出来る。そういう意味で「蝶々夫人」は非常に分が悪い。

全日本吹奏楽コンクールの様子がBS朝日で放送された際、桐蔭の自由曲演奏に対して元・全日本吹奏楽連盟副理事長の塚田誠氏(指導者として全国大会金賞経験者)が「強音シンフォニックなブレンドがあるとよい」とひと言コメントされていた。同感である。これを僕なりに翻訳すると「要するに後藤洋の編曲がお粗末、サウンドがぺらぺら」ということになる。

甲子園応援リクエスト・コーナーでは桐蔭が甲子園で演奏した曲のリストから会場のリクエストで決める趣向。野球部の学生がバットでボールを客席方向に打ち、それをキャッチした人が権利を得る。選ばれたのは①上からマリコ②LOVE 2000。途中、ヒットを打った時とホームランを打った時のパターンも聴かせてくれて、すこぶる愉しかった!ただ僕としてはリストにあった「あまちゃん」「アフリカン・シンフォニー」「半沢直樹」が聴きたかったな。

「ウエストサイド物語」はノリノリの演奏。史上最強のパフォーマンスと言われるドゥダメル/シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ(視聴は→こちら!)に負けてないなと想った。むしろ桐蔭は、なんだか窮屈な演奏だった「蝶々夫人」ではなく、この生き生きした「ウエストサイド」でコンクールに勝負していれば金賞を穫れたのではないか?とすら僕には感じられた。最後に付け加えられたサムウェアは恐らくシンフォニック・ダンス(ポール・ラヴェンダー編)から持ってきたものだろう。ところでこれを読んでいるであろう桐蔭の生徒さんたちにお勧めしたい。是非チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」を聴いてみてください。特に終盤、低弦(チェロ、コントラバス)の動きに注目!サムウェアのメロディーが密やかに奏でられるから。レニー(レナード・バーンスタイン)がどうしてこうした引用をしたのかというと、シェイクスピアの「ロメオとジュリエット」は「ウエストサイド物語」の元ネタだからなんだ。

「365日の紙飛行機」を書いた秋元康については次のような記事を上梓している。

「ひまわりの約束」は映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌。映画館でこれを観てボロ泣きしたんだけれど、まさかこの歌詞が卒業ソングにピッタリだなんてその時は全く気が付かなかった!いや〜良かった。3年生一人ひとりの名前と、動画がスクリーンに映し出されるのを見ながら、みんなの歌声がしみじみ胸に沁みた。卒業おめでとう。余談だが、秦基博の歌では新海誠監督「言の葉の庭」で彼が大江千里をカヴァーした"Rain"の歌唱がとっても素敵なので、是非聴いてみて欲しい。大江千里は幼少期を大阪府で過ごし関西学院大学(兵庫県西宮市)を卒業しているので、関西とは縁が深い。

「ライオン・キング」はパーカッションが大活躍で、弾けるリズム、唸るホーンが大変魅力的。パンチが効いた演奏だった。ハクナ・マタタのところでトランペット・トロンボーン・クラリネット・サクソフォンの四重奏になるところも素敵。このアレンジは大いに気に入った。

2014年まで大阪桐蔭の定期はザ・シンフォニーホールだったが、昨年からフェスに移り、マーチングが増えてショーアップにさらに磨きがかかった気がする。あと今年は照明が特に美しかった。梅田先生、もうザ・シンフォニーホールには戻れませんね。迷わずこの路線を突き進んでください。ただ昨年も書いたのだが僕が大好きな「銀河鉄道999」の照明は(星を強調したいのはわかるけれど)暗すぎて生徒さんの表情が見えないので、せめて途中からでももう少し明るくしてください。

そうそう、会場に着くと、ロビーに東海大学付属高輪台高等学校(@東京)吹奏楽部顧問の畠田先生がいらっしゃり、びっくりぽんだった。

畠田先生、次回、なにわ《オーケストラル》ウィンズの指揮者として来阪されるのをとても愉しみにしています!

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コメント

雅哉 様

少し経ってしまいましたが、定期演奏会へのご来場ありがとうございました。
又、この度も嬉しい記事をありがとうございます。

今回の演奏会は、いつにも増してミュージカルの曲が多く、歌も多く、踊りは踊るは歌は歌うは、本当に何部かわからない内容でしたが、演奏面だけでなく、吹奏楽を好きな方もそうでない方も楽しんで頂けるものだったと思います。

個人的には、大曲が無かったので、去年の火の鳥のような、クラシックの大曲を一つ入れて欲しかったですね。

梅田先生からちゃんとした紹介が無かったのですが、キャッツは元OSKのトップスター洋あおいさんに振付して頂き、舞台のどこを見ても生徒が其々にパフォーマンスをしていて、とても楽しめました。
照明、本当に綺麗でしたね。

実は15日、偶然家で「言の葉の庭」を見ていて「Rain」を聴きました。直ぐに秦基博とわかりました。
良い曲ですね~
チャイコのロミジュリも、改めて聴いてみようと思います。

娘はこの3年間、本当に素晴らしい経験を沢山させて頂きました。人数制限のあるコンクール以外は、1年から全ての舞台に上げて頂き、憧れの先輩に少しでも近づけるよう、頑張って来ました。
他では真似できないこのサウンドのメンバーの一員でいられたこと、宝物だと思います。


最近は雅哉さんの記事も見るだけになっていましたが、又、他の記事もコメントさせて頂きます。

本当にありがとうございました。

投稿: *pino* | 2016年2月22日 (月) 11時16分

*pino*さま、コメントありがとうございます。そしてお嬢さんのご卒業、おめでとうございます。

今回の定期演奏会、今までで最高の完成度・面白さだったと思います。大阪桐蔭吹奏楽部は日々進化している、そのことを実感しました。ただ、定演ではこれだけ生き生き/のびのびした演奏をするのに、最近のコンクール自由曲はどうも萎縮しているように感じるのは僕だけでしょうか? 桐蔭の魅力がコンクールでは伝わっていない、そのことがとても歯がゆいのです。

お嬢さんは卒業された後ですが、今年の4月に桐蔭はラ・フォル・ジュルネびわ湖に出演するみたいですね。曲目は「キャッツ」「スター・ウォーズ」「ライオン・キング」。僕のお気に入りのアレンジ&パフォーマンスばかりなので息子を連れて聴きに行こうかと計画中です(いま息子は「スター・ウォーズ」に夢中で、レゴを組み立てたりしています)。

ブログに既に書いたのですが僕は新海誠監督の「秒速5センチメートル」が死ぬ程好きで、こちらは山崎まさよしの歌「One more time,One more chance」の使い方が絶妙なのです。もし機会がありましたら是非聴いてやってください。新海監督の新作「君の名は。」は8月に東宝で公開予定で、これってスタジオ・ジブリとか細田守監督@スタジオ地図の枠なんです。遂にカルト作家・新海誠もここまで上り詰めたかと感慨もひとしおです。

それでは、いずれまた。

投稿: 雅哉 | 2016年2月22日 (月) 23時02分

雅哉 様

コンクール…そうかもしれません
名古屋の全国大会も、東京の管楽合奏コンテストも聴きましたが、管楽合奏コンの部員全員での「河内湖」は歌あり、客席に降りてのパフォーマンスありで、とても桐蔭らしいものでした。
ただ、名古屋の全国大会や城ホールのマーチングコンテストはメディアの扱いも大きく、この2つを目標に入部してくる子が殆どです。
今年は、どうされるのでしょうね…


LFJBは私も楽しみにしています。又、5月にはTWIN21でのコンサートもあるらしいです。

投稿: *pino* | 2016年2月24日 (水) 10時49分

追伸

3月8日BSプレミアムで「秒速5センチメートル」が放送されるようですね

山崎まさよしの「One more time,One more chance」も大好きな曲なので、楽しみです

投稿: *pino* | 2016年2月24日 (水) 11時11分

*pino* さま

「秒速5センチメートル」は3つのエピソードで構成されていて、第1話「桜花抄」は3月4日の約束がポイントになります。だからBSプレミアムの放送日は絶妙なタイミングですね。

「One more time,One more chance」は山崎まさよしが主演した映画「月とキャベツ」(1996)の主題歌です。これがしょ〜もない作品で、名曲が台無しでした。ところが!「秒速5センチメートル」では見事にハマった。元々このアニメのために書かれたとしか思えない仕上がりで、新海誠監督のセンスが光ります。「秒速5センチメートル」は距離がテーマになっています。遠くにいても心がしっかり結びついている男女もいれば、近くにいても心は果てしなく離れた男女もいる。そしてこの距離というテーマはしっかりと現在製作中の新作「君の名は。」に引き継がれています。予告編はこちら

アニメの話ついでに、このブログを読んでいる大阪桐蔭の生徒さん(および卒業生)たちへ。4月23日に全国公開される「劇場版 響け!ユーフォニアム」を是非観てくださいね。公式サイトはこちら。そこには《あなた達の青春》が描かれているのですから。

投稿: 雅哉 | 2016年2月24日 (水) 23時28分

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