女子率高っ!〜劇場版「進撃の巨人」[後編]自由の翼
評価:A
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本作は上映館数が少なく、大阪府では4館、京都府が1館、兵庫県では西宮と明石の2館のみ。何と神戸市内は0!
公開3週目、TOHOシネマズ西宮で鑑賞。既に1日1回上映に減っていた。
兎に角、観客の女性率が6-7割でその高さに驚いた。因みに僕が細田守監督「時をかける少女」や劇場版「魔法少女まどか☆マギカ」を映画館で観た時は、男性率9割だった。やはりこれはリヴァイ人気の影響なのだろう。
週替りの入場特典色紙があり、第1週がエルヴィン団長、第2週がハンジ分隊長、そして第3週がリヴァイ兵長だったのだ。
女子人気があるというのはコンテンツとして強いよね。だって映画の興行は20−30代独身女性が支えているのだから。
因みに上映前に樋口真嗣監督の実写版「進撃の巨人」予告編もあった。
前篇で訓練兵時代がゴソッとカットされていたり、ミカサの両親が惨殺される幼少期の場面がなかったりと色々ファンの間では不満があったわけだが、後編でエレンの回想シーンとして訓練兵時代が登場、しかも完全に新しいエピソードだったのにはびっくりした。そして映画の流れにとっても大切な場面となった。またエレンとミカサの過去も登場し、前後編を通して観れば過不足のない仕上がりになっている。特に後編は編集の妙もあり、疾走感があって素晴らしい!5.1ch
あとテレビ・シリーズにはなかったエピローグ(ウォール教のニック司祭が壁の中の巨人について言及する場面)が追加されているのも嬉しかった。
- 世界よ、これがジャパニメーションだ。〜「進撃の巨人」論
(リヴァイ人気についても触れた)
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