ライオンキング@大阪四季劇場
6月28日(日)大阪四季劇場で「ライオンキング」を観劇。僕は1998年12月20日に四季劇場[春]でこのミュージカルの日本初演(初日)を観ている。今回の出演者及び、初演時のキャストを( )で書き添えておく。
- ラフィキ:遠藤珠生(丹靖子)
- ムファサ:宇龍真吾(早川正)
- ザズ:井上隆司(明戸信吾)
- スカー:本城裕二(下村尊則)
- ティモン:川口雄二(中嶋徹)
- ブンバァ:川辺将大(小林アトム)
- シンバ:南晶人(坂元健児)
- ナラ:朴悠那(濱田めぐみ)
東京初演では生オーケストラだったが大阪はカラオケ。舞台両脇に配置されたパーカッション2人だけ生演奏だが、打楽器は録音の部分も多く、なんだかなーという感じ。因みに現在は東京公演もカラオケ+2人パーカスになっているらしい。装置が進化したのか音響は以前四季を観劇した時より良くなっていて、そんなに不満はなかった。ティモンとブンバァが関西弁というのは大阪公演ならでは。意外と違和感がなく、悪くなかった。
出演者の歌唱力についてだが、初演キャストと比較して遜色なかった。ただ初演のシンバ:坂元健児は体操でインターハイに出場した経験があり、アクロバティックなダンスに見応えがあった。あとスカーはコミカルながら悲哀も感じさせる下村尊則の方が味があったし、ムファサも威厳がある早川正が好きだったな。まぁしかし、総じて大阪キャストも健闘していたと思う。
今月4歳になったばかりの息子の初劇場体験となった。大丈夫だろうか?おとなしく座っていられるかな、と心配だったのだが杞憂に終わった。ムファサが暗殺される場面では「僕がハイエナどもをやっつけてやる!」と言ったりして、とっても楽しそうだった。さすがエンターテイメントに徹するアメリカのショー・ビジネスは偉大だなと改めて痛感した。ただ2幕前半は少し寝ていたのだけれど、成長したシンバとナラの恋愛(発情期)シーンだから子供は観なくていいかなと想った。
16年ぶりの「ライオンキング」だったわけだが、そういえばこの話、「ハムレット」がベースになっているんだったなぁと久しぶりに想い出した。
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