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柳家喬太郎 × 笑福亭三喬「東西 笑いの喬演」

3月13日(金)エルセラーンホールへ。

  • 笑福亭生寿:つる
  • 柳家さん弥:臆病源兵衛
  • 柳家喬太郎:極道のつる
  • 笑福亭三喬:抜け雀
  • 笑福亭三喬:テレスコ
  • 柳家喬太郎:宮戸川(通し)

「テレスコ」は珍しいネタで愉しかった。

「宮戸川」は何度か聴いたことがあるが、全て前半のみで切られた型だった。後半部は今回初めて聴いた。凄絶で、これは一般向けではないなと感じられた。実際通しで語る演者は少ないらしい。その理由を考察してみた。

  1. 若い女性が集団レイプ殺人の被害者になる噺なので、女性客が多い現代の寄席には相応しくない(多分、男性客ばかりだった江戸時代や明治・大正なら問題なかったのだろう)。
  2. 夢オチというのが弱い(「夢金」「ねずみ穴」「天狗裁き」など落語には沢山あり、新鮮味がない)。
  3. サゲ「夢は小僧の使い」(諺「夢は五臓の疲れ」の地口落ち)が無理矢理過ぎる。面白くない。

後半で自分が犯した罪を語るくだり、喬太郎には狂気が感じられた。

殺人の場面は前屈みで演じ、赤毛氈からの反射光が顔に映えて凄みがあった。喬太郎のことだから、そこまで計算ずくなのだろう。

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