笑福亭たま「たまの微笑落語会」
3月16日(月)高津の富亭@高津神社へ。
- 桂紋四郎:色事根問
- 笑福亭たま:夢八
- 笑福亭笑子:笑子ワールド(パペット)
- 笑福亭たま:辻占茶屋
- 笑福亭たま:代書
初めて聴く紋四郎。陽気な高座で滑舌がよく、リズミカル。上手い!
「夢八」は故・露の五郎兵衛が得意としたネタで、最近では桂雀々がしばしば演じる。たまは笑福亭の型で覚えたと。
今回この落語会に足を運んだ最大の目的は「辻占茶屋」を聴くこと。僕が初めて生の落語に接したのが8年前。それから何百席と上方落語を聴いていたが、「辻占茶屋」には一度も遭遇しなかったのである。米朝一門で演る人は多くないし、このネタを得意とする林家一門をあまり聴いてこなかったことが一因だろう。朝ドラ「ちりとてちん」で登場し、未聴なのがこれだけ残った。
いや〜良かった!下座(お囃子さん)との掛け合いが愉しいし、夜の四ツ橋の場面で遠近法が鮮やか。なんだか情景が目に浮かぶよう。
京大卒のエリート、笑福亭たま。嫌味な感じの代書屋がよく似合っていた。
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