武満徹ソングス/林美智子&大萩康司 デュオ・リサイタル
2月21日(土)兵庫県立芸術文化センター小ホールにて。
林美智子(メゾソプラノ)、大萩康司(ギター)、斎藤和志(フルート)、武満眞樹(「小さな空」朗読)で、
- J.ルノアール:聞かせてよ愛の言葉を
- 武満徹:翼(武満徹 作詞)
- 武満徹:◯と△の歌(武満徹 作詞)
- 武満徹:小さな部屋で(川路明 作詞)
- 武満徹 編曲「ギターのための12の歌」より
- ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
- ヘイ・ジュード(レノン=マッカートニー)
- イエスタデイ(レノン=マッカートニー)
- 武満徹:死んだ男の残したものは(谷川俊太郎 作詞)
- 武満徹:小さな空(武満徹 作詞)
- 武満徹:海へーアルト・フルートとギターのための
I. 夜 II. 白鯨 III. 鱈岬 - 武満徹:うたうだけ(谷川俊太郎 作詞)
- 武満徹:恋のかくれんぼ(谷川俊太郎 作詞)
- 武満徹:三月のうた(谷川俊太郎 作詞) アンコール
- 武満徹:めぐり逢い(荒木 一郎 作詞) アンコール
「聞かせてよ愛の言葉を」はジャン・ルノアール(「大いなる幻影」で有名な映画監督とは別人)が1923年に作詞・作曲したシャンソン。武満は終戦間近の14歳の時に勤労動員先で見習士官からこっそりこの曲のレコードを聴かせてもらい(敵性音楽だから禁止されていた)、作曲家になる決意をしたという。
「翼」はスケールが大きくロマンに溢れ、悠揚としたユーモアを感じさせる曲。
「○と△の歌」は凝りに凝った編曲(1曲毎に編曲者が違う楽譜が採用された)。
「小さな空」は泣きたいくらい美しい。
「恋のかくれんぼ」は無伴奏で歌われた。
僕は昔から武満の歌曲が大好きで、おまけに心が水のイメージに満たされる、お気に入りの「海へ」まで聴けたのだから大満足。眞樹さんが父親について語るコーナーも愉しかった。
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