イン・テンポで弾けないピアニストは勘弁してくれ!~寺岡清高/大阪交響楽団 定期
12月15日、ザ・シンフォニーホールへ。
寺岡清高/大阪交響楽団で
- ハンス・ロット:「ジュリアス・シーザー」への前奏曲
- フランツ・シュミット:交響曲 第1番
- ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番
ピアノ独奏はオーストリア生まれのクリストファー・ヒンターフーバー。
ロットをこのコンビで聴くのは2回目。シュミットは恐らく今回が日本初演だろうとのこと。交響曲第4番(名曲!)になると、ブルックナーとマーラーの間をたゆたうような作風となるが、25歳の時に完成された本作はブルックナーの影響が色濃い。なお彼はウィーン宮廷歌劇場管弦楽団(現在のウィーン国立歌劇場管弦楽団、すなわちウィーン・フィル)にチェロ奏者として入団し、そこで指揮者マーラーに出会うことになる。第4楽章はコラール(賛美歌)風旋律が登場し、フーガになる。ちなみにシュミットもブルックナーもオルガン奏者だった。
ブラームスのコンチェルトはとにかくソリストがお粗末。下手な奏者の特徴で難しいパッセージになるとテンポが落ちる。つまりイン・テンポで弾けないのだ。音楽は停滞し、ミス・タッチも目立つ。日本のピアニストでもっとマシな人は沢山いるだろうに。大好きな曲なのに全く愉しめなかった。
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