ル・ポエム・アルモニーク
11月16日(日)兵庫県立芸術文化センターへ。
フランス古楽界でいま最も旬なアンサンブル、ル・ポエム・アルモニークを聴く。メンバーはソプラノを含む5人。今回のプログラムは「17-8世紀フランス、スペイン 宮廷の薫り漂う美しき歌曲」と題されている。ちなみにスペイン発祥の舞曲サラバンド、シャコンヌ、パッサカリアは変容を遂げながらフランス音楽に浸透していった。
- マルク・アントワーヌ・シャルパンティエ:「ル・シッド」のスタンザによるエール
- マラン・マレ:サラバンド
- ピエール・ゲドロン:たとえ醜い苦しみが
- アントニオ・マルティン・イ・コル:ガイタの調べによる変奏曲
- ルイス・デ・ブリセーニョ:「妻をちゃんとしつけておけば」「侯爵殿の馬は」
- アンリ・ル・バイイ:痴れ者のパッサカーユ
- ジャン=フェリ・ルベル:12のヴァイオリン・ソナタより第9番
- セバスティアン・ド・ブロッサール:人の世のさまざまな惨めさ
- ガスパール・サンス:パッサカーリェ
- ルイス・デ・ブリセーニョ:スペインの女、斧の踊り、フォリア「前奏と即興」〜「山暮らしのお嬢さん、あなたは両目で」
(以下アンコール) - エティエンヌ・ムリニエ:エル・バッシェル
- ルイス・デ・ブリセーニョ:セギディーリャ
- 作者不詳:ファド
初めて聴く音楽ばかり。休憩なしで2時間弱、典雅な世界を堪能した。古楽って心が落ち着くね。
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