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白鳥・三三 両極端の会 in 秋のひょうご

10月19日(日)兵庫県立芸術文化センターへ。

  • 柳家三三/転宅
  • 三遊亭白鳥/トキそば
  • 柳家三三/殿様と海
  • 三遊亭白鳥/富Q -ミミちゃん版-

二席目以降は白鳥の手による新作落語。とは言え「トキそば」は古典「時そば」(上方の「時うどん」)を、「富Q」は江戸落語「富久」や上方の「高津の富」をベースにしている。「時→トキ」になっているのがミソ。また「殿様と海」には「目黒のさんま」や「骨つり(野ざらし)」、「船徳」、左甚五郎シリーズ(「竹の水仙」「ねずみ」「三井の大黒」「叩き蟹」etc.)のエッセンスも盛り込まれている。ちなみに”ミミちゃん”とは三三のことを指し、若手落語家が主人公の人情噺(!?)。

白鳥は初めて聴いたが、「いっちゃっている」感じだった。座布団芸も猛烈だったし、引いている客も。「トキそば」は内容が汚くて僕は好きになれなかった。食べ物の話だし、もうちょっと上品に出来ないものか?

古典派の雄・三三は滅多に高座にかけない新作で弾けていた。

桂 文枝(旧:三枝)や柳家喬太郎の作品と比べると、白鳥の新作の完成度は高くない。ただ破天荒(奇天烈)な面白さは確かにあるし、未成熟ながら勢いは感じた。特に「殿様と海」で釣り竿が喋るというアイディアはなかなか良かった。

またいつか聴いてもいい。何年か後に。

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