五嶋みどり&Young Artists/活動報告コンサート
6月21日(土)ザ・フェニックスホールへ。
五嶋みどり(ヴァイオリン/大阪府枚方市出身)、ガヒョン・チョウ(ヴァイオリン/韓国出身)、ウィリアム・フランプトン(ヴィオラ/アメリカ出身)、マイケル・カッツ(チェロ/イスラエル出身)で、
- ヴォルフ/セレナーデ
- フォーレ/弦楽四重奏曲 ホ短調
- 活動報告
- チャイコフスキー/弦楽四重奏曲 第1番
ヴォルフはイタリアの陽光を感じさせた。
フォーレが晩年に作曲した弦楽四重奏曲は渋い。ヴィヴラートを抑制し、甘くない演奏。
チャイコフスキーは瑞々しいと同時に禁欲的で、緊密なアンサンブルだった。
第2楽章アンダンテ・カンタービレを聴くと否応なく大林宣彦監督の映画「転校生」を想い出し、懐かしかった。
活動報告ではNPO法人ミュージック・シェアリングとしてこのメンバーで昨年12月にミャンマーを訪れ、約2週間で4都市14ヶ所の学校、病院、難民キャンプなどでコンサートを開催したことがスライドを交えてプレゼンテーションされた。水道が通っていない地区もあったという。
五嶋みどりという人は本当に尊敬に値する女性だ、と改めて想った。
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