映画「ノア 約束の舟」
評価:C
本当は1ヶ月くらい前に観ていたのだが、今まで放置していた。だって詰まんないんだもん。ダーレン・アロノフスキー監督作は「レスラー」とか「ブラック・スワン」とか好きなのだが、これには失望した。
映画公式サイトはこちら。
ノアが方舟を作った時点で「地球を救済するには人類が滅びるしかない」と決意していたという解釈は新鮮で面白いと想った。宮﨑駿の思想に似ている(「崖の上のポニョ」なんか、ポニョと宗介以外全員死亡という話だからね。ふたりは新人類としてリセットされた地球を生きる。詳しくは→こちらで論じた)。でも途中から「愛は地球を救う」みたいな陳腐な話になっちゃって腰砕け。アホくさ。観る価値があるのは特撮だけ。
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