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2014年6月11日 (水)

曽根麻矢子/ゴルトベルク変奏曲

6月8日(日)兵庫県立芸術文化センターへ。

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曽根麻矢子のチェンバロで

  • J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲

を聴く。つい先日、イリーナ・メジューエワのピアノで同曲を聴いたばかり。

早いテンポで決然と進む。カチッとして潔い。

第15変奏で休憩が入り、勇ましく、華麗な第16変奏「フランス風序曲」から後半の第2部へ。

各曲は2部構成で前半後半をそれぞれリピートするよう楽譜に指示されている。しかし反復は省略されることが多く、グレン・グールドのCDは完全無視である。

曽根はアリアや前半の変奏はリピートを順守していたが、曲が進むと省略する場面も散見された。

演奏後に挨拶があり、ゴルトベルクを弾くのは3年ぶりで、この曲を演奏すること=戦争であり、音楽家にとって体と戦うことを意味する。手の交差が多く、肩甲骨がずれる。整体に行くとびっくりされる……といったことを語った。

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アンコールのフランソワ・クープランは典雅で、彼女の資質に合っていた。

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