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三谷幸喜 作「酒と涙とジキルとハイド」

5月22日(木)シアターBRAVA !で「酒と涙とジキルとハイド」を観劇。

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最近三谷幸喜の舞台はハズレが多く、「彼の才能は枯れた」「飽きた」と散々書いてきたが、久しぶりに面白いと想った。

日本人が出てこない、いわゆる”赤毛もの”という意味で「国民の映画」「コンフィダント・絆」の系譜にあたる。どうしても「海外での上演を意識しているな」という色気を感じてしまうが、まぁそれは置いておこう。

最近の三谷作品に多い頭でっかちでシリアスなテーマ主義から離れて、東京サンシャインボーイズ時代に戻ったような、お笑いに徹する姿勢に好感を持った。過去の作品では「BAD NEWS ☆ GOOD TIMING」に一番近いかな?

出演は片岡愛之助(ラブリン)、大河ドラマ「新選組!」以来の三谷作品参加でこれが初舞台となる優香、藤井隆、そして迫田孝也。

藤井隆はあまり好きではなく、特に映画「模倣犯」は最低だと想ったのだが、さすが吉本新喜劇で鍛えられた舞台人だけあって、こうしたスラップスティック・コメディ(どたばたギャグ)は上手いなぁと感心した。

ラブリンは想像した以上に背が高く、舞台映えするなと想った(顔も大きいけれど)。途中でオネェ風言葉を喋る場面もあり、当たり役「半沢直樹」の黒崎検査官みたいで爆笑した(多分それを意識して台本も書かれているのだろう)。

優香は可愛いし、顔がちっちゃい!コミカルで洗練されたコメディエンヌとしての魅力を発散していた。

パーカッショニスト高良久美子の音楽もいい。彼女と青木タイセイによる生演奏もあり。ミュージカルをカラオケで上演してしまう厚顔無恥の劇団四季とは大違い!

全体として満足度の高い芝居で、再演があればまた観たいと想った。

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コメント

 千秋楽を観てきました。愛之助さんは初めてみましたが、ほんと舞台映えしますね。
 優香さんはチャーミング‼ ただ、もっと舞台を大きく使ったほうが、あのドタバタ感の面白さがより実感できたのでは?と思いました。(←生意気コメントだぁ)
役者の年齢の問題もあるのでしょうか。

投稿: ディズニーラブ | 2014年5月29日 (木) 10時08分

コメントありがとうございます。

三谷幸喜は2016年に真田幸村を主人公にした大河ドラマの執筆が決まっています。ぜひラブリンにも出演して貰いたいですね!ちなみに彼は三谷の「新選組!! 土方歳三 最期の一日」に榎本武揚 役で出演しています。

投稿: 雅哉 | 2014年5月31日 (土) 08時16分

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