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私は二歳

「私は二歳」は松田道雄の育児書を和田夏十が脚色、市川崑が監督した映画のタイトルである。1962年キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位となった。

というわけで、僕の二歳半になる息子が好んで観る映画(ブルーレイ、DVD)について語ろう。

まず「パンダコパンダ」(1972)から行ってみよう。公式サイトはこちら

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監督は「かぐや姫の物語」の高畑勲、原案・脚本・画面設定が「風立ちぬ」の宮﨑駿である。僕とこの映画との出会いは下記に詳しく書いた。

僕の息子はニコニコしながらこれを繰り返し観ており、特に子パンダの”パンちゃん”が登場した時は声を上げて笑う。「となりのトトロ」ももちろん観るよ。

次にティム・バートンのストップモーション・アニメーション映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(1993)を挙げたい。

Nightmare_2

ミュージカル仕立てになっており、バートンの朋友ダニー・エルフマンの音楽も素晴らしい。息子は「かぼちゃ!ハロウィン!」と叫び、これを観たいとせがむ。主人公のジャックが大好きで、行方不明になっていた彼がハロウィン・タウンに戻ってくると、こちらを向いて「良かった」とニコニコ嬉しそうに言う。なお、1933年ディズニーのカラー短編映画にサンタクロースが登場する"The Night Before Christmas"があり、それも息子のお気に入り。「シリー・シンフォニー」シリーズDVDに収録されている。あと「シリー・シンフォニー」シリーズではアカデミー短編アニメ賞を受賞した「3匹の親なし子猫」が好き。もう少し大きくなったら、ティム・バートンの「ヴィンセント」や「フランケンウィニー」も観せたいと想う。

ミュージカル「アニー」は映画「シカゴ」「SAYURI」のロブ・マーシャルが監督・振付したディズニー製作TV版が秀逸だ。

Annie

キャシー・ベイツ(孤児院の院長ミス・ハニガン役)、アラン・カミング、クリスティン・チェノウェス、オードラ・マクドナルド(大富豪ウォーバックスの秘書役)とトニー賞受賞者が4人も出演しているゴージャスな傑作だ(オードラ・マクドナルドはトニー賞をなんと5度受賞!)。またウォーバックスを演じるヴィクター・ガーバーはトニー賞に4度ノミネートされている。ブロードウェイで初代「アニー」を演じたアンドレア・マッカードルがカメオ出演しているのも嬉しい。残念ながら日本ではこのソフトは発売されておらず、北米版DVDなので英語だ。でもミュージカル・シーンだけなので全然気にせず、じっと鑑賞している。 "Tomorrow"のナンバーで、アニーが呼ぶと犬のサンディが駆け寄ってくる場面で息子はいつも笑う。またアニーがウォーバックス氏の豪邸にクリスマス休暇に招かれた場面で歌われる"I Think I'm Gonna Like It Here"では、男性の群舞の場面で彼も立ち上がり、一緒に踊ろうとする。息子が物心ついたら「アニー」や「ピーターパン」「ライオンキング」の観劇に連れて行きたいなと今から愉しみにしている。そうそう、アニメ「ライオンキング」のオープニング「サークル・オブ・ライフ」や「早く王様になりたい」も動物がたくさん登場するから興味津々みたいだ。

ディズニー「ファンタジア」(1940)の中では「トッカータとフーガ」「くるみ割り人形」「魔法使いの弟子」「田園交響楽」を静かに観る。

Fantasia

2歳になったばかりの頃は「禿山の一夜」で怖がって僕に抱きついてきたのだが、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」が気に入った後で、もしやと思いもう一度観せたら今度は夢中になり、毎日毎日「お化け、お化け!」と催促するようになった。チェルノボグ(魔王)登場シーンでは腕を振り下ろす動作の真似をしたりする。余談だが、「禿山の一夜」に続く「アヴェ・マリア」での巡礼の行列は、今観ると「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフのシーンとそっくりだね。きっと影響を受けたんじゃないかな?また「ファンタジア2000」では「運命」「ラプソディ・イン・ブルー」「威風堂々」「火の鳥」が息子のお気に入り。

MGMミュージカルの集大成「ザッツ・エンターテイメント」(1974)からはジーン・ケリーが唄う「雨に歌えば」の表題曲、ドナルド・オコナーが唄う"Make 'Em Laugh"、そしてラストの「巴里のアメリカ人」をよく観せる。特にオコナーがこけて、地面をグルグル回転するシーンはケタケタ笑う。

最後は定番「サウンド・オブ・ミュージック」だね。

Sound_of_music

「私のお気に入り」「ドレミの歌」「ひとりぼっちの羊飼い(人形劇が愉しい)」「さようなら、ごきげんよう」などのミュージカル・ナンバーを中心に観せている。

結局子供は歌と踊りが大好きなんだね。だからミュージカル・アニメにこだわったウォルト・ディズニーは偉大だった。そういうことだ。

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