《宝塚便り》宝塚ガーデンフィールズ
宝塚大劇場横、宝塚ファミリーランドの跡地に出来た宝塚ガーデンフィールズには化学農薬・肥料を使わない英国風ナチュラル庭園"Seasons"がある。
僕はここが大好きで年間パスポートを購入し、足繁く通っている。
この庭園はフランシス・ホジソン・バーネットの小説「秘密の花園」を彷彿とさせる雰囲気がある。彼女はアメリカの作家だがイギリス生まれで、小説の舞台もヨークシャーである。
秋の"Seasons"では木陰のベンチに座り、読書をしたりした。
池の見える風景は、クロード・モネが睡蓮の連作を描いたジヴェルニーの自宅の庭を連想させる。僕は一度訪れたことがあるのだが、実際の美しさという点では"Seasons"の方が勝っている。
しかし客足が伸びず、経営不振のため今年12月24日に閉園が決まった。ガーデンフィールズの一部は宝塚市が買い取ることが決定しているという。とても残念だ。是非この緑豊かな庭園を残し、活かす方向で検討して貰えればと願っている。
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