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漆原朝子&ベリー・スナイダー/フランス・ベルギーのヴァイオリン・ソナタ

9/23日兵庫県立芸術文化センターへ。

ヴァイオリン:漆原朝子、ピアノ:ベリー・スナイダーで、

  • フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
  • サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
  • ルクー:ヴァイオリン・ソナタ
  • フランク:ヴァイオリン・ソナタ

前半がフランスの作曲家、後半がベルギーの作曲家によるソナタでイザイに捧げられた作品。

漆原さんのヴァイオリンは粘りがあり、渋めの音。木目の肌触りが感じられる。硬質な抒情。堅実で雄弁、意志の強さがひしひしと伝わってくる。

フォーレのソナタを聴いていると夢の中にいるよう。さすが歌曲「夢のあとに」の作曲家だ。

サン=サーンスは2楽章構成で第1楽章は暗い情念を感じさせる。第2楽章前半は軽やか、後半は無窮動風となり華麗。多彩で聴き応えのある作品だ。

生演奏でルクーのソナタを聴くのは初めてだが、とても美しい。

フランクはアンニュイ。終楽章は歓びに満ち、開放感がある。

フランクを実演で聴くのはこれが5回目くらいでしばしば機会があるが、他は滅多にお目に掛かれないので、嬉しかった。漆原さんのパフォーマンスにも好感を持ったので、また足を運びたい。

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