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2013年5月10日 (金)

龍 真咲 主演 宝塚月組/ミュージカル「ミー&マイガール」

5月9日、梅田芸術劇場へ。

Me

宝塚月組でミュージカル「ミー&マイガール」を観劇。

5列目で鑑賞したのだが、4列目でオペラグラスを上げている女性客もいた。That's TAKARAZUKA. いつもの風景だ。

役替りがあり、僕が観たキャストは下記。

ビル:龍 真咲
サリー:愛希れいか
ジョン卿:越乃リュウ
マリア公爵夫人:憧花ゆりの
ジャッキー:凪七瑠海
ジェラルド:美弥るりか
パーチェスター:星条海斗

今回は過去の宝塚版・東宝版を併せて、僕が観た5種目のキャストとなる。

龍 真咲という人は「スカーレット・ピンパーネル」のショーヴランなど悪役が似合うと想っていたので、ビルはミス・キャストじゃないか?と予想していたのだが、杞憂に終わった。軽やかに演じ、なかなか良い。ただ背が低いことを気にしているのか、髪の毛を立たせていることに違和感があった。オールタイム・ベスト・キャストを選ぶなら95年月組版の天海祐希に止めを刺す。

愛希れいかは凄い美人なので、サリーという下町娘の役なのに、最初から品があり過ぎる気がした。ただ澄んだ歌声にはうっとりしたし、ダンスも申し分ない。欠点のない娘役である。ヒギンズ教授の助力でマイ・フェア・レディに変身するラストはパーフェクトな美しさだった。ちなみに僕が選ぶサリーのベスト・キャストは95年月組版の麻乃佳世か2006年東宝版の笹本玲奈。ふたりとも、いかにも下町娘なんだ。

凪七瑠海は以前「エリザベート」のタイトルロールを観ている。

彼女は本来男役なのだが、丸顔なので女役のほうが似合う。手足が細くて長く、スタイルは抜群。ただし、歌はいただけない。ジャッキーのベスト・キャストは断然2008年月組版の明日海りお

ジェラルド役は95年月組版の姿月あさとが一番アホっぽくて好き。

公爵夫人を演じた憧花ゆりのは月組・副組長で2000年に入団。86期生で同期に凰稀かなめがいる。熱演だが、ちょっとこの役には若すぎるかなと想った。

今回瞠目したのはパーチェスター(ヘアフォード家の弁護士)を演じた星条海斗!!低音の魅力に痺れた。ところが、結構高い声も聴かせる。見た目も格好いいし、ダイナミックなダンスとコミカルな演技力にほとほと感心させられた。文句なし、オールタイム・ベスト・キャストに決定。

宝塚大劇場の大階段とはいかないが、中階段が最後に登場するフィナーレ付き。宝塚版「ミーマイ」恒例、3組の合同結婚式もちゃんと執り行われた。

多分、誰しもそうだと思うが、「ミーマイ」で僕が一番好きなのは「ランベス・ウォーク」を全員で歌い踊る一幕フィナーレ。スプーンズ(スプーン2本を打楽器のように扱う)が始まり、出演者が舞台から客席に降りてくる瞬間、「これぞ舞台ミュージカルの醍醐味、真骨頂!」と叫びたい衝動に駆られる。本当に幸せな気持ちにさせてくれる作品だ。必見。

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