蘭寿とむ主演/宝塚花組「オーシャンズ11」
宝塚大劇場へ。再演となる花組「オーシャンズ11」を観劇。
初演の感想は下記。
台本・演出は宝塚歌劇団のエース、小池修一郎。オーシャンと11人の仲間の物語だから、男役中心の宝塚にピッタリの題材。はっきり言ってスティーヴン・ソダーバーグが監督し、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツらが出演した映画版より断然面白い。初演のレビューにも書いたが、僕はオーシャンがそれぞれ専門分野のプロフェッショナルを集めてくる過程が好きだな。
蘭寿とむは宝塚音楽学校時代、入学から卒業まで成績が首席の座を一度も譲らなかったという実力派。華がないのが残念だが、安定した歌唱力、切れのあるダンス力共に申し分なし。特に踊りは組の中でもダントツだろう。格好良かった。
敵役(ベネディクト)の望海風斗も好演。
娘役の蘭乃はなは歌も踊りもそこそこだが、美人なので○。
「エリザベート」「スカーレット・ピンパーネル」「ロミオとジュリエット」など海外ミュージカルは別格として、宝塚オリジナル作品としては音楽の出来もいいし、最高峰の完成度ではなかろうか?足繁く通っても中々これ以上のものにお目にかかれるものではない。必見!
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