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ドーヴァー海峡の向こう側 2013(アイリッシュ・フルート、ハープ&チェンバロ)

1月27日(日)、大阪府豊中市のノワ・アコルデ音楽アートサロンへ。

守安功/アイリッシュ・フルート、ホイッスル、リコーダー
守安雅子/アイリッシュ・ハープ、コンサーティーナ、バゥロン
平井み帆/チェンバロ で、

  • あなたは私のペギーを見ていない
    (アンドリュー・アダム@スコットランド)
  • ミセス・ウォーラー
    (ターロック・オキャロラン@アイルランド)
  • グラウンド(ジョン・ブロウ)@イングランド
  • 小鳥愛好家の楽しみ(作者不詳)@イングランド
  • 本の歌(アイルランドの伝統音楽)
  • ミセス・ディレイニー/プランクスティ・オルーク/
    ミセス・エドワーズ(オキャロラン)
  • サリー・ガーデンズ(アイルランドの伝統音楽)
  • 長老派のホーンパイプ(作者不詳@イングランド)/
    グラウンド(ゴッドフリー・ケラー)
  • 組曲第4番(マシュー・ロック@イングランド)
  • 雅の島(フィル・カニンガム@イングランド)
  • 私は眠っている(アイルランドの伝統音楽)
  • フィーナ湖のほとり(スコットランドの伝統音楽)/
    ホグタイズ・リール(フィル・カニンガム)
  • エレナー・プランケット/ブリジット・クルーズ
    (オキャロラン)
  • リコーダーの名人(ジョン・ヤング 出版)より
     トランペットの調べ/アバディーンの美女ディーン
     (スコットランド民謡)/すべての営みに潜む魂/美しい森/
     ウィンチェスターで結婚式があった/ダイモンの踊り
  • イニシア島"Inisheer"(トマス・ウォルシュ@アイルランド)
  • 愛のグラウンド(ゴッドフリー・フィンガー)
  • 無伴奏チェロ組曲第1番よりジーグ(J.S.バッハ)
  • 映画「タイタニック」3等船室の音楽(アイルランド舞曲)

サリー・ガーデンズ」は当初プログラムになかったが、コンサートを聴きに来ていた古楽歌手の丸谷晶子さんに守安(功)さんが呼びかけ、飛び入り参加で実現した(「事前にお願いするとギャラが発生しますから」と守安さん)。大好きな曲なので嬉しかった。

あなたは私のペギーを見ていない」は1710年の作曲。

全盲の吟遊詩人ターロック・オキャロランについて守安さんは「アイルランド古来のパープの伝統と、当時の最先端だったヴィヴァルディ、コレルリなどイタリアのバロック音楽、そして民族音楽が渾然一体となっている」と解説。260曲あるオキャロランの楽曲を守安夫妻が全曲録音するプロジェクト(世界初)が現在進行中。

グラウンド」(ジョン・ブロウ)はチェンバロ・ソロ。1600年代後半の作品。

小鳥愛好家の楽しみ」はソプラニーノ・ソロ。1717年に出版された”小鳥に歌を教える本”だそう。森のひばり、カナリア、ナイチンゲール、ムクドリ、ベニヒワ、鷽(ウソ)鳥など。

本の歌」は引越しで本を運んでいた舟が沈んでしまい、その本たちへのLamentation(哀歌、鎮魂曲)。

オキャロランの3曲はチェンバロとハープのデュオ。曲名はそれぞれパトロン、あるいはその妻の名前である。

マシュー・ロックはリコーダー&チェンバロ。トリッキーな伴奏が独特の味わい。

雅の島」はコンサーティーナ&チェンバロ。

私は眠っている」はアイルランドの葬式でしばしば演奏される楽曲だそう。

フィーナ湖のほとり」は守安さんの解説によるとフリーリズム=「追分形式」と。

ブリジット・クルーズ」はオキャロラン初恋の相手の名前。

リコーダーの名人」という楽譜は全部で179曲もあるという。

また客席からのリクエストでスプーン2本を背中合わせにして打楽器として用いるスプーンズ&ホイッスルの演奏も披露して下さった。

J.S.バッハのジグはリコーダー&チェンバロ&バウロンで。こういう編成、速いテンポで聴くと「ああ、この曲はやっぱり踊りの曲なんだな」と新鮮。凄くいいね!

いつもながら盛り沢山で愉しい演奏会だった。また行こう。

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