劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 【前編】 始まりの物語
「まどマギ」は日本のアニメーション界にとって、21世紀のマイルストーンである。以前にその理由を詳しく書いた。
さて、その劇場版は3部作となることが発表されている。最初の2作がテレビ版の総集編であり、第3作が完全新作となる。
映画公式サイトはこちら。
でその総集編【前編】を観たわけだが、これはテレビ版全12話中、第8話の最後までが該当する。基本的にプロットも台詞も同じ。しかし美術(背景画)のクオリティはグレード・アップし、変身シーンなどキャラクターを描くセル画(原画および動画)にも手が加えられている。音楽もリニューアルされ、オープニング・アニメーションは完全新作・新曲となった。また、「巴マミのテーマ」が歌バージョンに進化したのにはびっくりした。
上映時間は130分。【後編】(第9-12話)は109分だそう。こちらは新たな展開が期待出来そうだ。
梅田ブルク7にて21時25分のレイトショーで鑑賞。客席の入りは8-9割、うち男性客が約9割。20-30歳代が多かった。
やはり今回映画化する最大の意義は海外への輸出であろう。ジャパニメーション世紀の大傑作が、欧米やアジア諸国でどのような評価を受けるのか、世界での勝負が今からとても愉しみである。
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