アメイジング・スパイダーマン(3D)
評価:B+
映画公式サイトこちら。
前作「(500)日のサマー」がVividな青春映画の傑作だったので期待していたが、マーク・ウェブ監督は鮮やかな手腕を発揮した。特にクライマックスで沢山のクレーン車を駆使し、スパイダーマンが摩天楼をスウィングして行く場面はヴィジュアル的にも感動した。またジェームズ・ホーナー(「タイタニック」「アバター」)の音楽も素晴らしい!
僕はあまりサム・ライミ監督の前シリーズが好きじゃなかった。自信なさそうで冴えないトビー・マグワイアも、いまだかつてヒーローものに、こんな「ブスのヒロイン」がいただろうか?というキルスティン・ダンストも。
しかしバットマン・シリーズ同様reboot(再起動)された今回はアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンともに良かった。
意外だったのはピーター・パーカーの恋人の名前がメリー・ジェーンでなかったこと。ということは、エマ・ストーンは今回でお役御免となるのだろうか?それなら残念だ。それはさておき、次回作も実に愉しみだ。
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コメント
お久し振りです。
サム・ライミによる3作目がイマイチじゃなかったらライミ版がまだ続いてたかもなんて思っております
キルステンファンの俺としてはですね彼女自体はは決してブスではなく結構キュートだとは思うんですよ。
実際「チアーズ!」とかキャメロン・クロウ監督作の「エリザベスタウン」での彼女はすばらしいですしね。未見でしたらお薦めです。
投稿: S | 2012年7月18日 (水) 09時59分
Sさん、コメントありがとうございます!
キルスティン・ダンストは「若草物語」のエイミー役や「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の少女吸血鬼クローディアを演じた(1994年、彼女が11−12歳)頃は確かに可愛かったと思います。「魔女の宅急便」アメリカ版ではキキの声を吹き替えしたとか。しかし子役出身者の常で、経年的に劣化していきましたね。
現在、同様の現象を懸念しているのが「モールス」のクロエ・グレース・モレッツちゃんです。昨年の「ヒューゴの不思議な発明」で既にその兆しが認められました。
投稿: 雅哉 | 2012年7月19日 (木) 21時04分
あっクロエ・モレッツで思い出しましたが彼女が日本で有名になる切っ掛けになった「キックアス」は是非とも見てください。ちょっと変わったヒーローもので彼女も小さいながら戦うヒロインとして活躍してます。
投稿: S | 2012年7月19日 (木) 21時27分
「キック・アス」は未見ですが、よい評判は聞いています。是非近いうちに観たいと想います。
投稿: 雅哉 | 2012年7月19日 (木) 22時42分