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2012年7月 7日 (土)

トリイどっかんBROTHERS(6/23)

TORII HALLへ。

  • 月亭遊方/ルーキーズ・スリル(遊方 作)
  • 桂 文華/たいこ腹
  • 笑福亭鶴笑/町(街角)の人形屋さん(パペット落語)

散髪してスッキリした文華さん、他のふたりから「上方落語界の”妖怪人間ベロ”から糸井重里になった」と。

各自のネタの前に三人の座談あり(マクラの代わり)。「スリ」のことは「ちぼ」とも言うそう。初めて知った。

女性は襲われたらアホのふりをすればいいと遊方さんが持論を披露。また講演会で高校生が全然聴いてくれないときに、切れたふりをしたエピソードも。場内爆笑。

鶴笑さんのネタおろしは「ドヒャー、ビャーで始まり、最後はほろりとさせます。大スペクタクルを愉しんでください」と。今年は日本をもっと元気にしたいと100ヶ所を目標にボランティアで全国を廻っておられるそう。なんと交通費も自腹!幼稚園や精神科の病院、老人ホーム、デイケアハウスでも。技術や話術を超えたもので勝負すると。

ネタおろしはミドリマンとブルーギドラの闘い。以前、桂雀三郎さんが鶴笑さんのパペット落語について「どれを見ても演っていることは同じ」と仰っていたが、今回も「ゴジラ対モスラ(時☆ゴジラ)」と中身は一緒だった。いや、鶴笑さんは偉大なるマンネリズムでいいのだ!だって面白いんだもん。

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