KOTOKO
評価:F
塚本晋也 監督作品。ベネチア国際映画祭において、革新性や斬新さが評価される「オリゾンティ部門」最高賞(グランプリ)を受賞。公式サイトはこちら。
初めはノーマークだった。これを観る気になったのは、僕が大好きなドラマ版&映画版「モテキ」の大根仁 監督がTwitterで「今年の最高傑作」と絶賛していたからだ(大根監督は洋画では「ドライヴ」を一押しにされている)。
映画の出来云々をここで論じる気にはならない。とにかくこの作品に対しては嫌悪感しか感じなかった。それに尽きる。理屈じゃない。反吐が出る。映画館で鳥肌が立った。それだけだ。ヒロインを演じたシンガーソングライターのCoccoも大嫌いだ。生理的に受け付けない。
なんだかこのいや~な感じは以前にも体験したな、と考えていたら思い当たった。ラース・フォン・トリアー監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞)だ。以来、トリアー作品は一切観ていない(映画で不快な思いをしたくないし、時間の無駄だ)。考えてみたらあれもシンガーソングライターのビョークが主演・音楽を担当しており、ヒロインは息子と二人暮しのシングル・マザーという点でも両者は似ている。
また、KOTOKOが周囲の音に過敏に反応する塚本監督の演出は、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の二番煎じだと思った。
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