鈴木秀美”究極の室内楽 2012”
4月18日(水)大阪倶楽部へ。
- ボッケリーニ/弦楽五重奏 ト長調 Op.60-5
- モーツァルト/弦楽五重奏 第6番 変ホ長調 K.614
- モーツァルト/弦楽五重奏 第4番 ト短調 K.516
- ベートーヴェン/弦楽五重奏のためのフーガ Op.137(アンコール)
- ボッケリーニ/メヌエット(アンコール)
演奏は、
ヴァイオリン:若松夏美、竹嶋祐子
ヴィオラ:成田 寛、小峰航一
チェロ:鈴木秀美
というバッハ・コレギウム・ジャパンやオーケストラ・リベラ・クラシカなど古楽器オーケストラで活躍する奏者を中心としたメンバー。勿論今回も(モダン楽器の)スチール弦ではなく、ガット弦を使用。ヴァイオリンやヴィオラに顎あてはなく、チェロはエンドピンなし。ヴィブラートは控えめ。
モーツァルトは短調の曲が少ないので、たまに聴くとハッとするくらい劇的で美しい。しかもト短調といえばあの有名な交響曲第25番や40番と同じ調性ではないですか!
鈴木秀美さん曰く、「アンコールは珍味のデザートをお届けしましょう」とレアなベートーヴェンのフーガを。当初、弦楽四重奏第13番の終楽章だった「大フーガ」は作品番号133なので、同時期の作品と思われる。しかし大フーガと違ってこちらは明るい小品だったので意外だった。
イタリアの作曲家ボッケリーニについては「奇妙な曲です。モーツァルトやベートーヴェンのしっかりした構築性に対し、ボッケリーニはその場その場でシチュエーションを楽しむという感じでしょうか。あっちでチクタク時計の音が鳴っているかと思うと、こちらではイタリアの装飾タイルが延々と続いているような、そんな印象です」と。なるほど、確かに!
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