市村正親、鹿賀丈史/ラ・カージュ・オ・フォール
2月3日(金)梅田芸術劇場へ。ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」を観劇。
作品の詳細については3年前のレビューに書いたのでそちらをご参照あれ(かなり掘り下げたつもり)。今回が4回目となる。
市村正親さんと鹿賀丈史さんは共に劇団四季出身。やはりふたりの人生と物語を重ねて観てしまうので、感慨深い。これは年老いたゲイの話なので、市村さんは年を重ねるごとに益々味が出て、演技に深みを増した。脇を固める香寿たつき、森公美子、今井清隆らも好演。アンヌ役は今まで風花舞、森奈みはる、島谷ひとみで観たが、今回は2010年に宝塚を退団した愛原実花。バレエが上手く、クルクル舞う。
そしてなによりジェリー・ハーマンの音楽がしみじみいい。
カーテンコールは当たり前のように(3階席まで)観客総立ちで、スタンディング・オベーションとなった。言い知れぬ幸福感に包まれて帰途に着いた。また何度でも観たい作品である。
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