2012年アカデミー賞大予想!
毎年恒例となった僕の予想を発表する。
作品賞:アーティスト
監督賞:ミシェル・アザナビシウス
「アーティスト」
主演女優賞:ビオラ・デイビス
「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 」
主演男優賞:ジャン・デュジャルダン
「アーティスト 」
助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー
「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」
助演男優賞:クリストファー・プラマー
「人生はビギナーズ」
脚本賞(オリジナル): 「ミッドナイト・イン・パリ」
脚色賞(原作あり):「ファミリー・ツリー」
撮影賞:「ツリー・オブ・ライフ」
編集賞:「アーティスト」
美術賞:「ヒューゴの不思議な発明」
衣装デザイン賞:「アーティスト」
メイクアップ賞:「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
作曲賞:「アーティスト」
歌曲賞:「ザ・マペッツ 」から
"Man or Muppet"
録音賞(Sound Mixing):「ヒューゴの不思議な発明」
音響編集賞(Sound Editing):「ヒューゴの不思議な発明 」
視覚効果賞:「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
外国語映画賞:「別離」(イラン)
長編アニメーション映画賞:「ランゴ」
短編アニメーション賞:" Flying Books"
長編ドキュメンタリー賞:"Paradise Lost 3: Purgatory"
短編実写賞:"Tuba Atlantic"
短編ドキュメンタリー:"Saving Face"
作品賞、監督賞、演技賞の主要6部門は殆ど波乱がないと考える。もし僕の予想が外れるとしたら考えうるのは主演男優賞のみ。ジョージ・クルーニーはアカデミー会員から愛されているので侮れない。
結局「アーティスト」が最多部門を制し、”フランス映画が席巻したオスカー・ナイト”と呼ばれることになるだろう。ちなみにフランス映画が作品賞を受賞するのは今回が初となる。昨年はイギリス映画「英国王のスピーチ」だったし、ハリウッドの衰退は覆い隠せない状況である。
「ツリー・オブ・ライフ」の撮影監督エマニュエル・ルベツキ(メキシコ出身)の映像は「リトル・プリンセス」(1995)の頃から大好きだったので、今年は何が何でも受賞して欲しい!
作曲賞については本当はジョン・ウィリアムズに久しぶりに受賞してもらいたいのだが、今回は残念ながら無理だろう。だって「戦火の馬」と「タンタンの冒険」2作品もノミネートされてしまったから。票が割れることは必定。イギリス・テイスト満載の「戦火の馬」の音楽は本当に素晴らしいのだけれど……。
今年の的中目標は20部門としておく。
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