繁昌亭 新春特別興行(1/3)
繁昌亭へ。新春公演 第3回、午後6時開演。
- 林家染左/つる
- 笑福亭生喬/隣の桜(鼻ねじ)
- 林家染ニ/替り目
- 内海英華/女道楽
- 林家染丸/ふぐ鍋
- 桂 文三/十徳
- 月亭八方/AKO47〜新説赤穂義士伝〜(八方 作)
- 全員/住吉踊り
生喬さんはいけずな関学の先生に味があった。
染二さんは独自の工夫が。
英華さんは正月らしく結い髪で登場。ネタも正月仕様。
「ふぐ鍋」と言えば吉弥・よね吉など吉朝一門で馴染み深いが、調べてみると元々は三代目林家染丸が得意としたネタで、四代目(現)染丸が染二を名乗っていた頃、吉朝に教えたのだそう。本家本元が聴けて良かった!はんなりした芸。
文三さんはこの日、繁昌亭への出番前に東京・品川プリンスホテルで「世界のナベアツ」改め桂三度さんの初高座となる落語会へ出演されたと。三度さんは何と自作(「お出かけ」)を披露したとか。初舞台が創作落語というのがすごい。そして入門してまもなく師匠・文枝のテープで覚えたという「十徳」へ。高い声で陽気な一席。
八方さんの新作を聴くのはこれが二回目。忠臣蔵とAKB48をミックスしたパロディでアイディアが秀逸。これは傑作!ほんまおもろいわ。
住吉踊りの内容は、染雀/六歌仙→八方(踊り)染丸(吟)/黒田節→染二(ボケ)八方(ツッコミ)/二人踊り「相惚れ」(喧嘩かっぽれ)→かっぽれ総踊り。正月らしく賑やかで、華やいだ気持ちになれた。
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