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2011年12月13日 (火)

笑福亭鶴瓶ひとり会@動楽亭

12月11日(日)、動楽亭(大阪市)へ。

笑福亭鶴瓶さんの会。「お代は見てのお帰り」で自由料金制。定員100名に対し、メールでの申し込みは500人以上に上ったそう。福岡からわざわざ駆けつけたお客さんも。

Do

  • 鶴瓶噺
  • ALWAYS-お母ちゃんの笑顔(私落語)
  • 鶴瓶&ざこば/トーク
  • 錦木検校

最前列に6歳の子供が座っていて、「今日は何をやろうか迷っているんです。お子さんがいるから『宮戸川』とか出来へんな」と私服姿で登場した鶴瓶さん。

この動楽亭が今年、100席目だそう。鶴瓶噺では生まれ育った平野区に「ちかんはあかん」とか「ひったくりはやめよう」という標識があるのを紹介し、「『痴漢に注意』とか、『ひったくりに注意』じゃないんです。みんなが犯人扱い。そこが大阪らしい」と。

また、大阪でぶつぶつ独り言を言いながら歩いているおっちゃんをよく見かけることに触れ、”ひとりTwitter”と評す。上手い!

私落語(わたくしらくご)に入る前に、なんと舞台上で生着替え!それを手伝ったのは現在、東京で活躍する桂三四郎さん(三枝さんの弟子)。

私落語では母のモットー「ネアカ元気で、へこたれず」に触れ、それは後半の「錦木検校」にも引用された(関連リンク→ほぼ日刊イトイ新聞へ)。

ここで席亭・桂ざこばさんが予定外の乱入。二人のトークへ。

鶴瓶さんに「嫌味みたいに客入れて」と言ったざこばさん、広島県福岡市での落語会から帰りに立ち寄ったそうで「『天災』を高座に掛けて、客に”ウェー!”と受けた」と。「いま横であんたの落語聴いとったけど、そんなに受けてへんかったな」ここで場内爆笑。

ざこばさんが暴漢に襲われ、車のフロントガラスを割られる事件があった時、警察から恨みを持っている人の心当たりを訊かれ、そのときにシャッター屋と鶴瓶さんの名前を挙げたそう。このエピソードもバカ受け。

ざこばさんはこの動楽亭に今まで来たことがある人を客席に問うと、全体の2~3割程度しか手を挙げなかった。動楽亭昼席の客層と比べると平均的に若い。中には吉本の芸人さんの姿も(会場待ちで並んでいる時、NGKの楽屋話をしていた)。ちなみに鶴瓶さんは松竹芸能所属。

「それにしても、あんたがこっち(落語界)に戻って来てくれて良かった」とざこばさん。米朝一門会に落語を始めたばかりの鶴瓶さんが飛び入り参加して「子は鎹」を掛けた時、横で聴いていたざこばさんは涙を流したそう。その後、ざこばさんもこのネタを手掛けるようになったとか。

志の輔らくごに感心し、「鶴瓶、お前にも出来るんか?」と半信半疑だった和田アキ子さんの前で演じたのが「錦木検校」。アッコは号泣し、頭を下げて祝儀をきったという。鶴瓶版「錦木検校」は”心の目”、そして”心の凝りをほぐす”ことに力点を置く。役者として活躍しているだけに、登場人物たちの演じ分けが巧み。中身が濃く、確かな手応えを感じさせる高座だった。

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