講談で江戸川乱歩!/名探偵ナンコ
12月26日(月)ワッハ上方へ。
客の入りは24人。
- 赤穂義士伝 刃傷松の廊下〜討ち入り
- 探偵講談 魔術師 序(原作・江戸川乱歩)
- 探偵講談 青銅の魔人(原作・江戸川乱歩)
- 芦辺拓&旭堂南湖/対談 探偵講談あれこれ
この探偵講談の会は2001年9月24日が第一回(茶臼山舞台)。今年で丸十年だそう。
昨年の感想はこちら。
「魔術師」は四部に分かれており、今回は物語の発端だったので続きが聴きたいと想った。
「青銅の魔人」は小林少年や怪人二十面相が登場。小学校時代に戻ったようなワクワク感があった。
対談では今まで演じられた中から印象に残ったものー「幻燈」(原作・初代快楽亭ブラック←英領オーストラリア出身)、「大蛇美人」、「怪しの物」(原作・エドモンド・ドウニイ/翻訳・黒岩涙香)、「まだらの紐」、「ルパン対ホームズ」、「唇のねじれた男」などの話題が。ホームズの「赤毛連盟」は明治時代に「禿頭組合」と呼ばれていたそう(日本人に赤毛はいないから)。また「蝿男」(原作・海野十三)という作品では探偵・帆村荘六(ほむらそうろく)と蝿男の「宝塚の死闘」があったり、最後は砂風呂で素裸で闘うとか。面白そう!
来年は小さくてもいいから講釈場を作り、将来は子供たち向けの講談にも挑みたいと語る南湖さんであった。
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