月亭遊方独演会 Vol. 6 ~3つの夜の物語~
11月9日(水)、繁昌亭へ。
月亭遊方さんが入門して25周年を記念する独演会で披露したのは古典落語。
遊方さんが大好きなジム・ジャームッシュ監督の映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」に倣いオムニバス形式での公演。ストーリーテラーは畑中フーさん。声がいい。渋い低音の魅力。構成は米井敬人さん。放送作家であり、笑福亭たまさんとのコラボ「たまよね」でも知られる。
「ナイト・オン・ザ・プラネット」は公開時に映画館で観たが、殆ど記憶に残っていない。かろうじてウィノナ・ライダーがタクシー運転手だった姿がぼんやり蘇るくらい。
1980年代、ジャームッシュの映画は一種のファッションだったように想う。ジャームッシュを語ることがお洒落みたいな。でも例えば今でも「ストレンジャー・ザン・パラダイス」を傑作だと信じている人はどれくらいいるのだろう?閑話休題。
ホスト(案内役)がいることから「ナイト・オン・ザ・プラネット」というよりも、むしろ雰囲気的に「トワイライト・ゾーン」に近いと僕には感じられた。
- 看板のピン
- 稲荷俥
- 干物箱
賭博の噺「看板のピン」のマクラで、「出鱈目(でたらめ)」という言葉の由来はサイコロの目(出たらその目)であり、「思うつぼ」も熟練の壷振り師になれば思ったとおりの目が出せるようになることから来ていると。へー初めて知った!落語は勉強になるなぁ。日常生活の役には立たないけれど。
新作派の遊方さんだから、端々に独自の工夫があって親しみ易く愉しかった。まだ彼の「はてなの茶碗」は未体験なんだよね。機会があれば是非聴きたい。
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