福笑、三喬、生喬、たま/テーマ落語会 〜命にかかわる落語特集〜
10月7日(金)、繁昌亭へ。
- 笑福亭たま/ストーカー(たま 作)
- 笑福亭福笑/大統領の陰謀(福笑 作)
- 笑福亭三喬/がまの油
- 笑福亭生喬/犬の目
- 笑福亭福笑/ジャンプ!(福笑 作)
「ストーカー」はヒッチコックの映画「裏窓」を彷彿とさせる場面も。このモダニズムこそ、たまさんの真骨頂。
「大統領の陰謀」は意表を突いて原発の噺だった。
三喬さんは「一年で一番嫌な日が来ました」「福笑師匠には『ヌーに生まれなくて良かった』という面白いマクラがあるので、是非ご一聴を」と。へぇ、面白そう。またテレビショッピングの歴史は1971年から始まったそう。それを見て「ど忘れ辞典」を購入した某噺家のエピソードも。
「犬の目」は狂犬病に罹った「コンドルのジョー」が登場し、生喬さんが座布団相手に格闘するという意外な展開に。驚いたけれど、最後は収拾がつかなくなった印象。以前聴いた「トラうどん」でも感じたのだが、彼はこういうアレンジが得意でないみたい。
今回、一番笑ったのが「ジャンプ!」バンジー・ジャンプの噺。主義主張はない。「意味がないのが最高なんだ」という事実を改めて確認した。
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